散水者のジレンマ
雨が降ると花が急に美しくなる、問題はカメラが雨に濡れることである。
梅雨が明けたら雨が降り出した。
一昨日私は一大決心をして、揚水機を持ち出し畑に水を撒いた。
これは結構大変で、だいたいホースが泥まみれになり、
その後始末にかなりの汗をかくことになる。
ようやく散水が一段落した頃、雲行きが怪しくなり、
夜半には雨が降った。
私が畑に水を撒くと雨が降る、水を撒かないと雨は降らない。
雨が降りそうなので、途中で散水を止めると雨も止んでしまう。
結局私は雨が降りそうでも、いや小雨の中でも散水しないといけない。
「囚人のジレンマ」ならぬ、「散水者のジレンマ」なのだ。
ただ困ったことは、雨の中で散水してる私を近所の人が見て、
「igotenさんは、前から少しいうことが変だと思っていたが、
ついにあちらに行ってしまったか」と思うことである。
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