泣きっ面に蜂

igoten

2019年05月10日 10:17


特急あずさの座席指定の方法などが変更され、時刻表なども変わった。
しかし、この頃のJRの時間管理はどうなっているんだろうか。
人命優先であることは理解できるが、山の手線の落し物の処理の為、 特急あずさが遅れたりする。

この何年かの間、一か月に一度は松本と新宿を往復するが、行きと帰りの 列車が、時間どうり運行された記憶は無い。
必ず遅延が出るのである。

昨日は、松本新宿間の行きはほぼ時間通り(2分遅れではあるが)、帰りは上諏訪迄 時間通り、これは今度こそと期待したが、上諏訪ですれ違いの列車を 待って、8分の遅れとアナウンスが有った。
その理由は、上りの列車が塩尻かどこかで、遅れたほかの列車を待っていた為とのこと。
8分遅れても、塩尻での乗り継ぎの列車は、待っているので、安心してくださいとのアナウンス。

しかし、私は松本で松本電鉄に8分の間に乗り継がなくてはならない。
8分遅れでは不可能である。
おそらく列車は塩尻から松本の間で、2分位遅れを取り戻すので、ぎりぎり間に合う 可能がある。そこで、私は席を立って、松本駅で階段に近いと思われる車両に移動して、 ドアの付近で待つことにした。

しばらくすると、車掌が私のところに来て、特急券をお持ちですかと聞く。
「持ってますよ」と私が応えると「拝見出来ますか」という。
私が、塩尻から特急券なしであずさに乗り、特急ただ乗りを企んでいると疑っている。
私は、カバンからごそごそと切符を出して見せたのであるが、列車が遅れて困っているうえに ”忠則”を疑われ、「泣きっ面に蜂」であった。

ふざけた話、この列車の遅れは、この線とは関係の無い列車の遅れの乗り継ぎ待ちの 為に起ったことである。JRはJR相互の路線の乗り継ぎは、列車の遅れの連絡を行い、 遅れが少ない場合は、待合をする。この為、単線を走るあずさは、反対車線の遅延でもその 影響をもろに受ける。

しかし、JRと私鉄の間では何の連絡もなく、一分待てば乗り継げるのに、。目の前を 松本電鉄の電車が発車することになる。
おかしなことに、松本到着は6分の遅延とのアナウンスがあったので、2分の乗り換え 時間があると思ったが、私の乗った列車が松本駅に到着するや否や、私の乗り 換えようとする松電の電車は発車した。


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