「吉原手引草」
BOOK データベースより
なぜ、吉原一を誇った花魁葛城は、忽然と姿を消したのか?遣手、幇間、楼主、女衒、
お大尽―吉原に生きる魑魅魍魎の口から語られる、廓の表と裏。やがて隠されていた真実が、
葛城の決意と悲しみが、徐々に明らかになっていく…。誰の言葉が真実なのか。
失踪事件の謎を追いながら、嘘と真が渦巻く吉原を見事に紡ぎあげた、次代を担う俊英の傑作。
直木賞受賞作である。
たまたま「NHK週刊ブックレビュー」を見ていたら、作者の松井今朝子が出ていた。
「これを読むと当時の吉原のシステムがよくわかる。」と言っていた。
そんなもの今頃知ってどうするんだと思ったが、NHKと吉原花魁の組み合わせが
いとおかしく即購入した、その時はまだ直木賞受賞前である。
内容は吉原の今をときめく花魁葛城が突如失踪する。
葛城を知る人のインタビュー形式で話が進んでいき、あっと驚く結末が。
面白くて普段は買わない高価な単行本なのに一気に読んでしまった。
作者の松井今朝子さんは歌舞伎フリークなので時代考証や背景は完璧。
この作者の「家・家にあらず」をイーブックオフで買ったがまだ読んでいない
いつになるやら。
松井今朝子さんのブログ
「今朝子の晩御飯」 は面白い、
その日の食事をテーマにしているブロガーは多いがプロが書くとこうなるのだ。