携帯天国(2)

igoten

2009年10月01日 07:09




営業担当:「課長ソフトバンカー社製の携帯電話の
       売行きが2か月で突然止まりました」

課長:「思った通りだな、しかし弱ったことにわが社の
    携帯電話も全く売れないのだ」

営業担当:「何故なんでしょう、課長」

課長:「きみ、考えてもみたまえ、いったい何人の人間が
    電話で本当のことだけを話すと思うのだね。
    こちらの嘘が電話の相手に全て判ってしまうとしたら
    誰が電話なぞかけようとするのかね」

営業担当:「しかし課長このままでは誰も携帯電話を使用しなく
       なります。
       そうなれば我社も壊滅的な打撃を受けることは
       必至となります」

課長:「そうだな、これは相手も助けることになるが
    仕方ないだろう。 あれを販売しよう」

営業担当:「あれですね」

間もなくNTTドッチモ社から『偽装声紋機能付き携帯電話』が
新しく販売された。
この携帯電話機は、しゃべる人の声を全く抑揚のないものに
変換してしまうもので、こうすると嘘発見器など全く
役に立たなくなった。

そしてこの携帯電話はあっという間に普及して、人はまた
前と同じように安心して携帯電話で話すことが出来るように
なりました。

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