科学の時代

5cm位の長さのアスパラの苗を移植しようとして
シャベルで掘ると、根が結構深いことに気が付く。
たぶん根も地表に出ている苗の部分と同じくらいの
長さなのだろう。

技術の進歩と言うのも同じことだと思う。
人の目に触れている部分と言うのはほんの
一部分で、それを支えている部分は物凄く
巨大で、奥が深いのだ。

科学の時代

この真ん中に写っている太ったゴキブリみたいなものは
PICマイコンと呼ばれるものである。
PIGはブタのことで有るが、これはPICでPIGでは無い。
それどころかこのPICはとんでもない芸当をする。

たとえばこのPICに適当なセンサを付けると、モーターを
動かして雨の時に洗濯物を取り込んでくれるとか、
通信プログラムをつくれば、自動で自宅から電話を
かけるなんてことも可能なのだ。

科学の時代

しかもこの写真のボードはこのPICマイコン専用の
開発ボードで、何とたった16、000円で購入出来、
これをPCのUSBに接続すれば、何処でもPICのプログラム
の開発が可能である。

会社からこの開発キットを家に持ち帰り、夜中にコトコトと
キーボードをたたいてプログラムを作り、アーとか
ウーとか独り言を言いながらPCの画面を覗きこんでいると、
趣味なのか仕事なのか全くわからない世界に突入し、
半分トリップしたような幸福な状態に突入する。

酒も、テレビも、音楽も要らない。
PCのモニターに映し出されるプログラムのコードを見ていると、
それがえも言われぬ美しい模様に見え始めるのだ。

良い時代に生まれてきたのだ。



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2012年06月01日 Posted byigoten at 08:42 │Comments(0)PC

 
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