動くべきか、否か



昨日は松本発6:51のスーパーあずさで出張。
スーパーあずさは新車両になってなかなか座り心地が良くなった。
ランバーサポートというか、腰のあたりを後ろから押すような
シートの構造になり、長時間座っていても疲れにくくなった気がする。
100V AC の電源コンセントが前の座席の後ろの下に付いて、
PCなどに充電できるようになった。
私はもっぱらあずさは寝室と考えているので、電源コンセントは
無関係なのだが、使っている人もそこそこいる。

最近は列車内で寝るときはマスクをすることにしている。
大きな口を開けて寝ているところを人に見られないので、
安心して口を開けて寝ることが出来る。
マスクをするというのは何か、カーテンの陰から外を窺っているような、
覗き趣味の快感がある。
こちらの表情を人には見せずに、人の表情を盗み見ているのだ。
ただし周りの人の殆どがマスク着用だと、皆がカーテンの陰から
覗き見ているような、なんだか変な状況になるのだが。

あずさが相模湖駅に到着した時に、社内の放送があり、阿佐ヶ谷駅で
人身事故が発生しその周りの列車が一斉に停車しているという。
その後再度放送があり、相模湖から臨時列車が高尾駅に向かって
出るので、新宿方面に行く人はそれに乗車して高尾駅で京王線
に乗り換え、新宿駅を目指すことを推奨するという。
私が行きたいところは荻窪で、新宿まで行ってまた戻る必要がある。
新宿から荻窪は、中央線を使わずに地下鉄丸の内線で行くことも
出来る。その後何回も社内放送があり、相模湖から列車を乗り換え
高尾から京王線に乗り換えることを勧めている。

こういう時はどうしたら良いんでしょうね、このままアズサが動き出す
のを待つか、乗り換えるか。迷った挙句私は動かないことに決めた。
結果的には約1時間遅れで荻窪に到着し、何とか会議に間に合ったが、
列車を乗り換えたら、更に30分以上かかったと思われる。
高速で事故渋滞にあったとき降りる方が良いか、待つほうが良いか?
バタバタ動くより、状況に任せる方がよい場合が多い気がする。

  

2018年02月09日 Posted by igoten at 09:19Comments(4)その他

Deep Learning-4


筒井康隆のSF短編に「メタモルフォセス群島」というのがある。
この本を読んで私は初めて”多態性”という言葉を知った。
”多態性”はポリモーフィズムと訳される。

”冬虫夏草”という植物があり、漢方薬として珍重されて
いるが、この”冬虫夏草”は、冬は昆虫で夏は草になるという。
まさに、多態性そのものである。
残念なことは、実はこの”冬虫夏草”は冬眠した幼虫に草が寄生した
だけだったと判明した。
しかし、環境によりオスになったりメスになったりする動物は実際に
存在する。

さて、Pythonであるが、驚いたことに、徹底したポリモーフィズムが
行われる。

>>> s = 5
>>> s * 5
10
>>> s = "morning"
>>> s * 3
'morningmorningmorning'

sのタイプによって「*」が多態化する。
  

2018年02月01日 Posted by igoten at 09:53Comments(3)Deep Learning