たまやー



昨日は波田梓川地区の「水輪花火大会」。
家でビールを飲むなんてことは殆ど無い私も、
久々に、ビール片手にカメラを持って梓川の堤防に。
川辺を渡ってくる涼やかな風、豪快な花火の音と光、
良く晴れた空、絶好の花火大会日和でした。

さて、花火大会も佳境に入り、ここで写真をと思ったが、
花火ってどうやって撮影するんだっけ、とほろ酔い気分で
考えるが思い出せない。
位闇の中で懐中電灯片手にカメラのダイヤルを
眺めてしばし試行錯誤。

そういえば昔のフィルムカメラにシャッターを開きっぱなしに
する「バルブ」モードというのがあって、このモードで
シャッターを開きっぱなしにして、後はレンズカバーを
付けたり取ったりして花火を撮影したのを思いだした。

デジカメというのは複雑ですね、それでもどうにか
メニューの中から「バルブ」モードを探し出した。
しかしこのモードシャッターボタンを押している時だけ、
シャッターが開き、シャッターボタンを押すのをやめると、
シャッターが閉じてしまう。
シャッターを開きっぱなしにするのはずーと押し続ける
必要があり、レンズカバーを付けたり取ったりするので
花火撮影には両方の手が必要で、これはまずい。
なんと撮影中ビールが飲めないのだ。

すったもんだの末かなりの枚数の写真を撮影したが、
いい写真など一枚も無く、花火大会の撮影がいかに難しか
あらためて実感した次第である。

まあ本日の毎日新聞の東京の花火大会の写真も何か
冴えない写真で、プロが撮ってもこんなだから、花火というのは
写真に撮るものではなく、どーんと言ってパッと消えていく
はかなさといさぎよさを楽しむものなのだ。

  

2015年07月26日 Posted by igoten at 10:46Comments(2)その他

ジャガイモの不思議

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この何年か何も植えたことのない場所に今年は
ジャガイモを植えてみた。
ジャガイモは連作を嫌うので、長い間何も
植えていない土地ならきっと良いイモが出来るだろうと
思ったからだ。

しかしながらどうしたことか植えたジャガイモの茎は
一向に大きくならず、せいぜい40cm位にしか成長
しなかった。
かてて加えて、ただでさえ小さな葉は、虫に食べられて
網のようになっている。
そして既に枯れ始めている。

通勤途中に横目で、よその畑のジャガイモを見ると、
よその畑のジャガイモは70~80cm位の丈で立派な
葉がついている。
今年のジャガイモは期待薄だなと既にあきらめていた。

先週の土曜日、もうお仕舞にしようと倒れたジャガイモの
茎を抜いて、イモを掘り始めた。
ところが掘り始めてしばらくすると、妙なことに気が付いた、
収穫量が結構多いのである。
小粒と言えば例年より多少小粒であるが、こぶしより
少し小さめのジャガイモがそこそこ出来ている。

しかも大きいイモはちゃんとネズミに食べれたりもしている。
結局収穫量は例年の2~3割増しであった。
収穫したジャガイモはふかしてバターを付けて食べた。
(バターは家人が買いだめしてある)
もちろん新ジャガの味は格別であった。

何が悪かったのか、何が良かったのか、私はまるで
キツネにつままれたようなのである。


  

2015年07月21日 Posted by igoten at 13:00Comments(6)その他

プール百景

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プールという場所は人間観察にはうってつけの場所である。
ちょっと込み合っているプールサイドでサマーベットに
横になって、人を観察してたらさぞ楽しかろうと思うのだが、
実際やったことはない。

先日いつも行くプールに行くと受付けで子供がごねていた。
「やりたくないよう、普通に遊んでいたいよー」と言っている。
お母さんはそんな子供の声が聞こえないような顔をして
受付で名前を書いている。

その子供は母親と離れて、男性用の着替え室に入っても、
「やりたくないようー」とブツブツ言っている。
年齢は小学2年生くらいであろうか、ちょっと肥満気味で、
母親の居ないところで「やりたくないよー」などと言って
いるところをみると、若干頭のほうに問題があるのかな
と思っていた。
その日は水に子供を慣らす教室が開かれていて、その子は
その教室に入れられたのだ。

私は興味があったのでプールに入っても、その子をちらちら
見ていた。
その教室の参加者は6名くらい、小学1年生位の子供が多かった。
「やだやだ」の子はほかの子より首一つ大きく、少し恥ずかしそうな
顔をしていたが、それでもインストラクターの言う通りに水に顔を
つけたりしていた。

やがて教室も佳境に入り、プールの底に沈めた大きな踏み台の
上に、プールの縁から立って飛び込む練習になった。
小さな子供たちが次々に楽しそうに飛び込み、インストラクターが
手を叩いて盛り上げる。
しかしその子の番になった時、その子は少しためらうように
立ち止まって斜め後ろを指差した。
その指差す場所を見て私は思わず笑った。
そこには
「飛び込み禁止」
の張り紙があった。

  

2015年07月18日 Posted by igoten at 18:47Comments(4)その他

花ざかり

我が家の畑は花ざかり草盛りだ、。

春種を撒いたダリアが咲き始めた。
ダリアは赤い花かと思っていたが黄色いダリアもあったのだ。


これは百日草とグラジオラス。
グラジオラスは毎年秋球根を掘り起し、冬越しさせて
植えているのだが、だんだん増えて困っている。

百日草も秋に種を取って春撒く。
ものすごくたくさん撒くのだが、勝手に強い株だけ
生き残るようだ。
これほど手のかからない花は少ない。


この花はセイタカアワダチソウという。
今回調べてみて驚いた。
『外来生物法により要注意外来生物に指定されているほか、
日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれている。』
だって。(^^;
この花には不思議にミツバチが群がる。
今ではもう少なくなってしまったミツバチが、どこからともなく
やってきて、手のところに一杯蜜を貯めてまたどこかに去っていく。
リンゴ農家は春、受粉の為にミツバチ業者からミツバチをレンタルする。
でもこのミツバチはおそらく野生種、貴重なミツバチ達である。
ミツバチというのは目がキュッと吊り上っていて、精悍な顔をしている。

増えて困る草に、絶滅が危惧されているミツバチが。
生態系はまか不思議である。


  

2015年07月05日 Posted by igoten at 17:47Comments(2)その他