来年は
もう既に年末年始休暇に入った会社が多い中、
私は出勤して、セブンアンドアイのコーヒーを飲みながら
このブログを書いている。
この一年私なりに結構色々新しいものに取り組んだ、
そして来年の目標も出来た。

来年はAndiroid端末から通信で制御する何らかの製品を
開発し、世に出してみたい。
その為にこの年末年始休暇で読む本を4冊ほど仕入れた。
私の場合、人もうらやむ趣味と仕事が”ごっちゃ”なのだ。
もう結構な歳なのだが、まだまだ出来そうな予感がする。
予感で終わりませんように。(笑
私は出勤して、セブンアンドアイのコーヒーを飲みながら
このブログを書いている。
この一年私なりに結構色々新しいものに取り組んだ、
そして来年の目標も出来た。

来年はAndiroid端末から通信で制御する何らかの製品を
開発し、世に出してみたい。
その為にこの年末年始休暇で読む本を4冊ほど仕入れた。
私の場合、人もうらやむ趣味と仕事が”ごっちゃ”なのだ。
もう結構な歳なのだが、まだまだ出来そうな予感がする。
予感で終わりませんように。(笑
2013年12月28日 Posted by igoten at 07:58 │Comments(4)
設計者の死角
私の周りでは本当によく物が壊れる。
なぜなんだろうか。
先日も会社で、このストーブが壊れたので新しいのを買いたい
と言って来た。
会社の同僚: 「このストーブ火が大きくならないで、自動的に消えてしまうんで、
新しいのを買いたいと思ううんですが」
私: 「修理に出したらいいんじゃないの」
会社の同僚: 「もうかなり古いんで部品が無いと思いますが」
私: 「そんなの聞いて見なきゃわからんでしょう」
しばらくして...
会社の同僚: 「メーカーに聞いてみましたが、やっぱりもう部品が無いので
修理が出来ないそうです。
たぶんバーナーが駄目になってるとサービスマンは言っていますが。
やっぱり買いましょうよ新しいストーブ」
私: 「サービスマンの言うことなんてみんな嘘だよ、
ストーブなんて全部修理できるんだから、
ドライバーと紙やすり用意しといてよ」
それから私は、同僚の見ている前で、ストーブからバーナーの部分を外し、エヤーで
吹いてゴミを綺麗にして、再びストーブに取り付けて、点火してみた。
しかし結果は前と同じで、ストーブの炎は大きくならず、2~3分すると
消えてしまった。
会社の同僚: 「やっぱりだめですよ古いから、新しいのを買いましょうよ」
私: 「どこが壊れているのかわからないのに、修理が出来ないなんて言えないんじゃないの」
そして私はそのストーブをバラバラに分解し始めた。
私はかなり意地になっている。
しかしなかなか故障の原因はわからない、もうお手上げかなと思ったが、それでも
と思い、石油タンクから石油を吸い上げている、ポンプの部分を本体から
外してみて驚いた。
何と、ポンプの先の石油を吸い上げるパイプの先にビッシリ繊維状のゴミが
詰まっていて、石油が吸い上がらないではないか。
私: 「わかった、これだ、こんなにゴミが詰まっている。
これを取れば正常に戻る」
自信満々で、バラバラにしたストーブを組み立てて、点火してみた。
すると驚いたことに、今度は物凄い勢いで、炎が立った。
私はあわててストーブを消した。
会社の同僚: 「あぶないですね、壊れちゃったですね、古いから」
私は大いに面目を失って、
私: 「仕方ない、新しいのを買おうか」と言った。
しかしその後どうしても納得がいかない私は、再びストーブを分解、
そして、ストーブのコントロールプリント基板上に、炎の大きさを
調整する2つのボリュームを発見した。
そして故障の原因が判明した。
長年使用している間に、石油に混じっていたゴミが石油を吸い上げる
バーナーに送るポンプの先のホースの金網に貼りついて、石油が
吸い上がりにくくなってしまったので、サービスマンがポンプの
強さを調整するボリュームを最大限に上げて、何とかしのいで
いたのだが、最終的にポンプの出力を最大限に上げても、
石油を送れないほどゴミが詰まってしまったのだ。
結局私はストーブの炎を見ながら、ポンプの出力を再調整し、
このストーブは新品に戻った。
世の中で捨てられるストーブの95%は修理可能と私は確信している。
修理不能の5%はバーナーのところに付いている、ヒーターが断線した物で、
これはバーナー自体を交換しなければ治らない。
ストーブのバーナーは常に高温に熱せられ、長持ちはしないと普通の
人は思うのだけれど、ストーブの設計者は、そんなことは百も承知で、
その部分だけはしっかりと作るのだ。
しかし、直径2cmも有るホースが、石油の中に含まれるゴミで詰まるなんて
事はたぶん想定外だったのだろう。
2013年12月26日 Posted by igoten at 08:58 │Comments(0) │その他
スケッチブック
久々の更新である。
最近は何か少し無気力になっている気がする。
たぶん、寒さと、正月が嫌いな私の性格によるものであろう。
読書にしても、村上春樹の本はもう殆ど読んでしまったし、新しい作家の本は
何か少し面倒で、読む気がしない。
そこで引っ張り出したのが、ワシントン・アーヴィング の「スケッチブック」。
私が学生時代に買った本なのでかなり古い。
ティム・バートンがこの本の中の短編『スリーピー・ホロウの伝説』を元に
美しくもおどろおどろしき世界を映画にして1999年にアカデミー美術賞を
獲得している。
あの映画は良かったですよね。
この本の中に「妻」と言う短編が有る、原題は「The Wife」である。
金持ちの友人が投機に失敗し、破産してしまう。
かれは最愛の妻が、破産を機に自分から離れて行ってしまうのではないかと、
心配で破産したことを打ち明けられず、友人つまり私に相談するところから始まる。
原題の「The Wife」の「The」は友人の妻であることを指す。
相談された私は彼に破産の事実を妻に打ち明けるようにアドバイスする。
友人はアドバイスに従って、妻に事実を告げるのである。
妻は夫が最近いかにも陽気にふるまっているが、何か心配事を心に
持っていることを知っていて密かに心配しているのである。
友人が破産の事実を打ち明けると、
「なんだそんなことだったんですか、安心しました」
と言うのである。
やはり、持つべきものは「賢妻」である。
友人は普段と変わらぬ妻の楽しそうな様子を見て、妻が破産と言う
事の本当の辛さを知らないのではないかと密かに疑うのである。
やがて友人は今まで住んでいた豪邸を去り、郊外の今までとは
比べ物にならない程、みすぼらしい住居に移るのである。
さてこの結末はどうなるのであろうか。
ここまで読んで、ふと私の中のフロイドが頭をもたげる。
この作者つまり裕福だった友人を持つ私は、勿論金持ちであろう。
その私が友人が破産してみすぼらしい家に越さなくてはならないことを
相談され、全く経済的な援助をした形跡がないのは、いったい
いかなることだろうかと疑うのである。
もしかしたら作者は独身で、又は悪妻を持つ身で、本当は友人の
幸せな結婚生活をねたんでいたのではないのだろうか。
つまり、本人の意識の下で、密かに友人が結婚生活に破たんを
きたすことを期待していたのではないかと。
さて物語の結末である。
その粗末な友人の家に招待された私が見た物は、粗末な家に
続く細い道に美しく植えられた花や、夫の好物の料理を作って
夫の帰りを待ちわびる妻の姿であった。
クリスマスにはとてもふさわしい心温まる物語である。
フロイドが居なければ。
2013年12月25日 Posted by igoten at 09:04 │Comments(0) │読書
やれば出来る

先週土曜日、夜の10時に「終わりました」の電話があった。
9月からやっていた仕事がやっと終了して、機械が客先に
出荷されたのだ。
私はコップに1/4位ウオッカを入れ、同量のライムを加え、
それに氷を入れてガシャガシャかき混ぜて、グイッと飲んだ。
最終の仕事は昼夜の2交代でやっていた関係で、夜中の
呼び出しに備えて酒を控えていたのだ。
まあ、私は下戸でほとんど飲めないのだが。
こんなに忙しかったのは何年ぶりだろうか、会社で10時間、
家で3時間PCに向ってコードを書き続けた。
今回のプログラムは4人のチームで書いたのだが、結局言語の
仕様を理解しているのは私一人で、各人の技量に応じて仕事
配分をするのも私の役目であった。
疲労の色が濃いチーム全員そろった時、「さー、次、行ってみよう」
と私は言った。
まだやれば出来るのだ。
2013年12月11日 Posted by igoten at 08:39 │Comments(2) │その他
来年の手帳
左が来年の手帳、右が一年間お世話になった今年の手帳である。
そろそろ来年の手帳を購入する時期になった。
何十年もの間に入り色な手帳を使ったが、最後は
この文庫手帳に落ち着いた。
この手帳は毎日使っていても飽きないし、持っても軽い。
「濃肥辛甘非真味 真味只是淡」
(のうひしんかんはしんみにあらず、しんみはただたん)
濃い、辛い、甘いは本当の味では無い、本当のあじは
ただ、淡泊である」(菜根譚より)
最後はあっさりした単純なものが残るのである。
表紙の絵は安野光雅画伯の水彩画なのだが、この絵がまた
素晴らしく良いですね。
表紙の他にも3~4箇所に描かれているけど、いくら眺めていても
飽きないし、心が和(なご)む気がする。
一つだけ注文が有るとしたら、大安とか友引とかの
暦が無いことである。
実はこの歳になると、一年に何回かは訃報が入る。
その時、暦を観て、今日亡くなったのなら葬式はいつなのか
と言うことを即座に判断して、予定を変更しなくてはいけない
事がある。
その時ちょっと不便だと言うことで、まあどうでも良いと言えば
その通りなのだが。
2013年12月06日 Posted by igoten at 08:05 │Comments(2) │読書
音は味覚である
会社の自動販売機のコーヒーは50円、70円、80円の3種類である。
私は50円のコーヒーが(これがコーヒーと呼べるとして)苦手なので
70円のコーヒーを選ぶのだが、これが出て来るまで結構時間がかかり、
後ろに待っている人がいる場合は、遠慮して仕方なく50円のコーヒーを選ぶ。
50円のコーヒーと70円のコーヒーとの間には、かなりの深い溝が有る気が
するのだが、70円と80円の間にはほんの少しの溝が有る。
さて写真はセブン&iのコーヒーである。
間違いなく会社の80円のコーヒーよりは上物である。
最近は朝これを買って会社に行くことが多くなった。
凄く美味しいと言うわけでもないのだが、コーヒー豆を挽くあのガリガリの
音を聞くとなんだかとても飲みたくなるのだ。
あの音をもっとガリガリ、 ガリガリ と大きな音で
聞かせたら更に売れるようになると思うのだが、いかがなものかな。
そうそう、あの紙コップのデコボコ(エンボス加工と言うんだろうか)
の感じは良いですよね。
2013年12月04日 Posted by igoten at 08:47 │Comments(0) │食事
12月3日の記事
先日の日曜日は、何日かぶりの一日休みであった。
朝寝坊をして、ベットの中から首だけ出して、
NHKの『小さな旅』を観ている、あのテーマ音楽が
好きなんですよね。
そして溜まりに溜まったメールやニュースをチェックした。
猪瀬東京都知事はどう見ても終わりですね。
長野県出身ということで、何となく親近感が有りましたが
残念です。
人は、その頂点でこけます。
これは森羅万象を貫くエントロピーと言われる熱力学の
法則に当てはめると良く説明がつきます。
つまり、その人や企業などの絶頂期はエネルギーが高いのです。
高いエネルギーは周りの物と交わって平滑されようとする。
つまり崩れるのです。
猪瀬知事も知事当選、オリンピック招致成功とかなりエネルギーが
高まっていて、崩壊の危険性を十分すぎるほど孕んでいたのでしょう。
原発なんかもエネルギーの高まりの頂点であるから、崩壊の
危険性は他の物と比べ物にならないほど高いはずである。
私は原発に反対している訳ではないのですが、エネルギー密度の
高いものを扱う時には細心すぎるほどの注意が必要で有ると言うこで、
その辺の油断が事故を誘発したのでしょう。
人の場合は、すべてが順調に推移している時や、思いがけず
うまくいっている場合は、ふと我に返って細心に注意をすることが
大切なんでしょう、難しいですが。
その為に、ペットを飼うなんてことは大いに推奨できます。
犬や猫も良いですが、犬や猫は人間との付き合いが長すぎて、
時として、人間の感情を敏感に察知しすぎるきらいが有ります。
そこにいくとインコなんかは、他の鳥とは比べものにならないほど
賢いのですが、こちらが悲しんでいようが、喜んでいようが、
手を出すと、がぶりと指を咬んでくれます。(笑