お面
NHKを見ていたら岡本太郎が出て来て、人間など全く
進歩していないと言っていた。
確かに人が月に行ったり、新幹線が走ってもそれは科学が
進歩しただけで、人間は何も進歩していないのかもしれない。
革命と言って金で雇った兵士に人民を殺させる独裁者。
人々の為と言って国家予算と同じくらいの私財を溜めこんだ大統領。
Yes,you can. と言って何もしない大統領。
このお面を彫った人は何を考えながらノミをふるったのだろう。
何百年と変わらないこのお面をひたすら彫ることに一体何の
価値が有るのだろうか。
静まり返った部屋の中でただお面を見ていると、何処からともなく
お面たちの笑い声が聞こえてくる。
進歩していないと言っていた。
確かに人が月に行ったり、新幹線が走ってもそれは科学が
進歩しただけで、人間は何も進歩していないのかもしれない。
革命と言って金で雇った兵士に人民を殺させる独裁者。
人々の為と言って国家予算と同じくらいの私財を溜めこんだ大統領。
Yes,you can. と言って何もしない大統領。
このお面を彫った人は何を考えながらノミをふるったのだろう。
何百年と変わらないこのお面をひたすら彫ることに一体何の
価値が有るのだろうか。
静まり返った部屋の中でただお面を見ていると、何処からともなく
お面たちの笑い声が聞こえてくる。
2011年02月28日 Posted by igoten at 07:45 │Comments(0) │その他
行ってしまった...
どうも我が家のチーヤンは巣だって行ったようです。
この一週間、夕方帰りが段々遅くなってきていましたが、
昨晩は帰らず、朝も帰って来ません。
母が他に鳩と一緒に居る所を見たと言っていますので、
つがいで何処かに行ったのでしょう。
後には、私がたくさん買って来た鳩の餌と、数百枚の
鳩の写真が残りました。
(鳥が嫌いな人はくれぐれも上のの画像を
クリックしないで下さいね。)
野生バトガ
野生ニ帰ル
ナニゴトノ不思議ナケレド。
この一週間、夕方帰りが段々遅くなってきていましたが、
昨晩は帰らず、朝も帰って来ません。
母が他に鳩と一緒に居る所を見たと言っていますので、
つがいで何処かに行ったのでしょう。
後には、私がたくさん買って来た鳩の餌と、数百枚の
鳩の写真が残りました。

(鳥が嫌いな人はくれぐれも上のの画像を
クリックしないで下さいね。)
野生バトガ
野生ニ帰ル
ナニゴトノ不思議ナケレド。
2011年02月27日 Posted by igoten at 09:02 │Comments(12) │キジバトの飼育
天玉みれん

(写真なんか撮る気もしなかった、
これは違うところの 写真ですよ~)
不思議である、どうしてもわざと不味く作っているとしか
思えない食べ物が有る。
先ず私は食券売り機の前で立ち尽くした。
天玉そばが無いのである。
それどころか、あのトラディショナルな月見そばが
そもそも無いのである。
何かの間違えではと思いもう一方の食券売り機を見てもやはり無い。
無い物は無い、何故? Why?
このサービスエリアに到着する前から頭に描いていた
天玉そばのイメージはどうしてくれるの。
天玉そばのイメージから卵を消し去る、Photoshop貸して頂戴。
なんだかんだでどうにか心を押しつけて、天婦羅そばを注文したが、
出て来た天婦羅そばはひどかった。
先ずそばは表面がぬるぬるで只々色が黒いだけ。
「色が白いは七難隠す」って言葉知らないの。
かけそばは茹でたそばを一度水で洗い、表面の
ぬるぬるを取ってから、さっとお湯に通し、お湯を切って
それにつゆをかけるのが常識であるが、勿論ここは
そんなことはしていない。
茹でたそばにそのままつゆをかけただけなのだ。
だからそばの表面はぬるぬるぐちゃぐちゃなのだ。
そしてこの真っ黒なそば、田舎そばを連想させたいんでしょうが、
そもそもそばの味がしないではないか。
自動食券売り機の種類の制限で、あっさり月見そばを切り落とす
ような、何のこだわりも無い所で食べた私が馬鹿なのか...
だましたあなたが悪いのか...
あせたルージュの くちびる噛んで 夜霧の街で むせび哭く
天玉みれんの安曇野ブルース ...
2011年02月26日 Posted by igoten at 11:18 │Comments(2) │食事
何故出さぬ

事ではあるが)外国人である私たちにも、月々300マルクの
子ども手当が出た。
300マルクは当時は4万円位になった。
子供は国が育てると言うのがヨーロッパの主流の考え方であり、
子供を2人抱えるシングルマザーでもそれほど苦労せずに
暮らしていけたのである。
現在国会で野党は子ども手当を政争の具にし、子ども手当に
関する法案を廃案にしようとしている。
老人が殆ど必要のない大量の薬を医者からもらい、莫大な
医療費を使いながら、将来を担う子供たちには冷たい国に
未来はあるのだろうか。
2011年02月25日 Posted by igoten at 07:38 │Comments(2) │その他
模倣
似顔絵の中には本物よりも似ている似顔絵が有る。
丸谷才一著 『好きな背広』を読んでいたら、丸谷才一と
井上ひさしとの閑談の話が出ていた。
丸谷才一が
「君の歯は、どう見てもあんなに出ては居ませんよね」
と言うと。
井上ひさしが
「いやー、あんまりしょっちゅう描かれているうちに本物が
段々似顔絵に似てきた、自然は芸術を模倣する。」
と言う話が書かれていて笑った。
(山藤章二絵)
丸谷才一著 『好きな背広』を読んでいたら、丸谷才一と
井上ひさしとの閑談の話が出ていた。
丸谷才一が
「君の歯は、どう見てもあんなに出ては居ませんよね」
と言うと。
井上ひさしが
「いやー、あんまりしょっちゅう描かれているうちに本物が
段々似顔絵に似てきた、自然は芸術を模倣する。」
と言う話が書かれていて笑った。

(山藤章二絵)
2011年02月24日 Posted by igoten at 15:50 │Comments(2) │読書
逆システム学

自然科学の理論と言うのは何時かは実証される
可能性が強いのである。
アインシュタインは一般相対性理論で重力により区間が
曲げられると言う理論をたてた。
そしてそれは太陽の陰にあり見えないはずの星が、
日食の時に見えることで、太陽の重力により空間が曲げられている
と証明された。
では自然科学ではない経済学の理論が正しいか正しくないかは、実証されることが
有るのだろうか。
この本は恐ろしい本である。
経済学を生命科学とりわけ遺伝子学から説明しようとするものである。
作者の一人である金子勝は、あの竹中平蔵の金融自由化路線に
反対し、激しい論戦を行った経済学者である。
もう一人の児玉龍彦は生命科学者である。
この本を読むとなぜ生物が進化するのかと言う進化論では最も難しい
部分が、おぼろげに見えてくる。
しかしこの本の本題はその遺伝子レベルの進化論を使って経済学を
説明しようとするものである。
バブルによる長期の経済低迷後、小泉・竹中路線によって壊れてしまった、
セーフティーネットが経済の為になぜ必要なのかを遺伝子レベルで
説明しているのである。
この本は極めて難解であって、一度や二度読んだだけではとても私には
理解不能であるが、何となくこの本の言いたいことは感じ取ることが出来た。
生物の細胞の中には数千のセンサーが有りこれらが壮大なネットワークを
作り、複雑な多重のフィードバックシステムを形成している。
そしてその中で最も良い調整方法が選択されるという。
『平成の開国』などと言う言葉に騙されて、政府が強引に国を開けると、
今まで正常に機能していた多重フィードバックが切れて、『適者生存』と
言う強い者の論理が弱者を滅ぼして国が壊滅的な打撃をこうむると
この本は警告する。
2011年02月23日 Posted by igoten at 09:09 │Comments(0) │読書
いてー!

夜中に「いてー!」となって目が覚めるので、仕方なく枕をいつもの2倍程
高くして、肩に負担がかからないように寝ている。
こうすると痛い方の肩を下にして寝ても肩の痛みが少なくて済む。
何も痛い方の肩を下にして寝なくても良さそうなものなのだが、
下に出来ないと思うと余計気になって眠れない、何とも意固地な
性格なのだ。
ところが先日の日曜日の朝、夜中に凹んだ枕を高くして痛い方の肩を下に
朝のまどろみを満喫し、朝食に起きようとしたところ、首が『ぎっく』となった。
無理な恰好が祟ったのだ。
痛くて上も横も向けない状態になってしまった。
それでも無理をして二階から降りて朝食を食べようとしたら、今度は腰が
『ぎっく』と。
そのまま這うようにベットに戻り、撃沈。
さすがにその日一日はベットで安静に。
と言ってもトイレに行くのがやっとで、安静にするしか無いのだが。
翌月曜日、登山用の杖にすがってベットから起き上がって、どうにか
着替えをして会社に出かけた。
もちろん腰は痛むし首は回らない。
会社の中も杖にすがって...
それでも昼休みにはプールに。
プールの階段が上手く登れない。
クロールの時首が回らないので息継ぎが上手く出来ずに溺れそうに...
500m位泳いでギブアップ。
家に帰って杖をついて散歩に、いつもの半分の距離を倍の時間で歩く。
途中でへたり込みそうになったがどうにか家に戻った。
「そんなことしてると、何時かは入院することになるわよ」と言う女房の
暖かい励ましの言葉に、一瞬「こんなことしててもいいのかな」と
めげそうになったが、火曜日もほぼ同じことを。
腰は重い鉛を下げているような感じで、歩くと時々ぎくりと痛い。
ところが水曜日の朝起きてみるとどうであろう。
腰痛が全く無くなっている、首はまだかなり痛いのだが。
腰痛でもなるべく普通の生活をする方が良いといわれる。
口で言うのは簡単だが実際はかなり辛いものが有るし心も揺れる。
でも結果はオーラーなのだ、これは偶然なのか、私の信念が正しかったのか。
でももう一度試してみたく無ーぃ。
2011年02月22日 Posted by igoten at 08:15 │Comments(2) │その他
ドイツの暖房
ガソリンや石油がだんだんと高くなってきた。
これから10年位の間に石油の元売り価格は今の倍位になるという。
もしかすると10年が5年位に短縮するかもしれない。
今の中東のデモを見ていると、この一年位が山になるかも。
そうなると節約だな。
ドイツ人は健康の為なのかケチの為か、
寝室を思いっきり寒くして寝ていた。
勿論居間は結構暖かくしているのだが。
我々日本人は、居間も寝室も暑いくらいにして暮らしていて、
ドイツ人の倍位の暖房費をとられた。
ドイツのアパートにはその部屋でどの位暖房を使ったのかと言うメーター
のようなものが付いていて春になるとそれにしたがって請求が来る
システムだったのだ。
請求書が来た時は今まで暖かかった分だけスーッと体が冷えた。
話は変わるが、チーヤンは本日外泊、だんだん帰りが遅くなってきた、
そろそろ巣立つのかも知れない。
これから10年位の間に石油の元売り価格は今の倍位になるという。
もしかすると10年が5年位に短縮するかもしれない。
今の中東のデモを見ていると、この一年位が山になるかも。
そうなると節約だな。
ドイツ人は健康の為なのかケチの為か、
寝室を思いっきり寒くして寝ていた。
勿論居間は結構暖かくしているのだが。
我々日本人は、居間も寝室も暑いくらいにして暮らしていて、
ドイツ人の倍位の暖房費をとられた。
ドイツのアパートにはその部屋でどの位暖房を使ったのかと言うメーター
のようなものが付いていて春になるとそれにしたがって請求が来る
システムだったのだ。
請求書が来た時は今まで暖かかった分だけスーッと体が冷えた。
話は変わるが、チーヤンは本日外泊、だんだん帰りが遅くなってきた、
そろそろ巣立つのかも知れない。

2011年02月21日 Posted by igoten at 07:35 │Comments(2) │ドイツ騒動記
記事が消えてしまった

ブログを書いていて突然書いた文章がテキストボックス
から消えてしまうことが有りますよね。
こういう時はもう何と言うか、泣きだしてしまいたい気分なのだが...
これは間違ってEscのボタンを押したことによる場合が多いにだが。
こんな時は慌てず騒がずに記事を書きこんでいるテキストボックス上で
マウスの右ボタンを押して、現れるメニュー(コンテキストメニューと言う)
で『元に戻す』を選択すると消えた記事が又現れる。
それとテキストボックスの右下にあるこのマーク何のマークか
知ってますか?
下を押すとテキストボックスが広くなり、上を押すとテキストボックスが狭くなります。
知ってました?
2011年02月20日 Posted by igoten at 08:07 │Comments(8) │その他
蛇人

『蛇人』
蛇使いが2匹の良く慣れた蛇を飼っていた。
両方とも青い蛇で大きい方を大青と呼びもう一匹を二青
と呼んでいた。
二青の方は良く慣れていて額に赤い星が有り、蛇使いはたいそう
可愛がっていた。
大青は間もなく死んでしまって青二だけになった。
有る夜、山寺に泊まると二青が何処に行ってしまった。
蛇使いはたいそう残念がったが二青がいくら待っても帰って来ないので
仕方なく山寺を後にした。
しばらく歩いていると二青が後ろから追いかけてきた。
二青はもう一匹の小さい蛇を連れて来ていた。
この蛇を蛇使いは小青となずけてこれもたいそう可愛がった。
小青もとても賢い蛇であった。
幾年かして二青も大きくなり、蛇使いが後ろに背負って運ぶ
箱に入らなくなった。
そこで蛇使いは二青を放してやることにしてご馳走を与え、
前途を祝して放してやった。
しかし二青はなかなか蛇使いのもとを離れようとしない、そこで
蛇使いが小青を箱から出してやると、二匹は並んで行ってしまったが、
やがて小青だけ戻って来て箱の中に入って寝てしまった。
それから何年かした後、小青も大きくなり箱に入らなくなりそうであるが、
なかなか小青に代る蛇は見つからなかった。
そんな時樵(きこり)たちが山の中で蛇に追いかけられるという
事件が度々起こる。
その道を蛇使いが通ると、大きな蛇が風のように追いかけてくる、
蛇使いは必至で逃げるのだが、ふとその蛇の頭を見ると、
赤い星が有り二青であることがわかる。
蛇使いが「二青、二青」と呼びかけると、やがて二青も蛇使い
のことを思い出して、昔のように蛇使いの体に巻き付くのである。
やがて二青は蛇使いの箱に触る。
蛇使いは二青の気持ちを理解して、小青を箱から出してやる。
二匹の蛇は懐かしそうに巻きあうが、やがて二匹並んで、
蛇使いのもとを去っていく。
大体こんな筋書きである。
ちょっと前にラジオを聞いていたら、藤本義一"聞きすて御免" と
言う番組で藤本義一が大学生の頃、車に轢かれた蛇を助けて
飼う話をしていた。
その蛇は傷が治ってたいそう義一に慣れた為、カバンに入れて
学校に持って行ったが、やがて大きくなってカバンに入りきらなく
なったので、放してやろうと思うが、すぐに戻って来てまた
カバンに入りたがるり、放すのに苦労したと言うことだった。
良く似た話だなと思って私は読んだ。
『理想の国語教科書』斉藤孝著
の中に紹介されている話で、
『蛇人』は『聊齋志異』(りょうさいしい)に載っている話である。
『聊齋志異』は、中国の清代の短編小説集。
作者は蒲松齢(1640年(崇禎13年) - 1715年(康熙54年))。
全篇ことごとく神仙、狐、鬼、化け物、不思議な人間に関する話。