ソラマメの夢
待望のソラマメであるが、昨日ついに収穫した。
たくさん成っているが、下を向いていて、なるべく
堅そうなのを10個程収穫し、10分ほどオーブンで焼いた。
ソラマメはビールとよく合うと言われるので、冷えた
ビールをと思ったのだが、どうしたわけか我が家には
ビールが無いとのこと。
そういえば家で最後にビールを飲んだのは何時だったか。
仕方ないので、細長いコップに、ジンとライムそれと
氷を入れ、コップの上を手のひらで抑え、ガシャガシャ振って、
簡易なギムレットを作り、ソラマメを肴にチビチビと飲んだ。
「うまい!」の一言あり。
一年目は苗がすべて枯れて、2年目はソラマメが下を向き始めた
時に、アブラムシが付き病気が入って豆がすべて干からびた。
今回は種まきからの挑戦、3度目の正直である。
隣のおばさんが我が家のソラマメを珍しそうに毎日見ている。
私の周りではソラマメを作る人はいない。
やはりおすそ分けは必要かな。
2015年05月29日 Posted by igoten at 10:38 │Comments(3) │食事
ホトトギスなきつる..
日本語のwikiにはどうしたわけかホトトギスの写真が
無い、募集中とのこと。
写真は英語版のwikiから借用。
英語でホトトギスは「Little bronze cuckoo」というらしい。
「小さいブロンズのカッコウ」か...
ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば
ただ有明の 月ぞ残れる
有明とは『月が空に残りながら夜が明けること』なのだから
「有明」と「月ぞ残れる」は2重にダブっているように
思えるのだが。
朝からホトトギスが鳴いている。
カッコウの鳴き声に比べると、ホトトギスのそれは
かん高くて忙しい。
会社で「ホトトギスと鶯は違う鳥だっけ」とよく話題に
なったのだが、正確にはわからなかった。
調べてみて驚いた、なんとホトトギスはカッコウ科の鳥で
鶯に托卵すると書かれている。
ホトトギスは子育てをしないのだ。
「鳴いて血を吐く」などと言われなんとなく悲劇の鳥
のように思われるが、案外気楽な人生(鳥生)をおくっている
のかも知れない。
2015年05月27日 Posted by igoten at 09:55 │Comments(2) │その他
5月25日の記事
「ツルなしインゲン」のつもりで撒いた豆だが、
よく見るとツルらしいものが伸びているので、
もしかしたらと、支柱を立てたら、一日で
ツルが巻きついた。
豆類は殆ど自分で種を取って、次回撒くのだが、
どこかで間違ってしまったのだ。
植物のツルは実に巧妙に巻きつく。
まずはツルを適当にぶん回して、何かに当たらないか
調べ、何かに当たったら、物に当たった側の成長が
遅くなって巻き付ののだろうが、この仕組みを
人が人工的に造ろうとしても、
現代の技術ではまだ不可能である。
つる植物は、少しでも多く日光当たろうと、
幹を太くしないで、上に伸びる作戦なのだろう。
人の生き方も、センサーを全開にしておいて、何かに
当たったら、それに巻き付いて、それを頼りに、上に伸びていく
作戦も悪くないかもしれない。
もしかしたら多くの人は知らず知らずのうちにツル植物と
同じ生き方をしているのだろう。
問題は巻き付いたものが、上まで伸びていて、強固であること
が望ましいのだが、なかなかそうはいかないのだ。
それもまたツル植物と同じ定めなか。
2015年05月25日 Posted by igoten at 09:07 │Comments(2) │その他
今年こそのソラマメ
今年の春は少し残念な春だ。
なぜなら、いつもなら必ず3日や4日は鳴くはずの
鶯がまだ一度も鳴かない。
鶯の声で朝目覚めるのは春の最高の贅沢なのに、
主役の鶯がどこかに行ってしまった。
代わりにカッコウが毎日鳴いているが、ちょっと物足りない。
もちろんカッコウの声も天下一品ではあるのだが。
ソラマメが大きく膨らんできた。
昨年はこのへんから一挙にアブラムシにやられたが、
今年は、断固としてアブラムシを運んでくる蟻をブロック
していることが功を奏してか、未だアブラムシはいない。
問題はソラマメの収穫時期である。
なにぶん初めてなので、いつとっていいのかまるで
見当がつかない。
いちばん大きいのを一つとってみようと思うのだが、
いかがなものか。
2015年05月18日 Posted by igoten at 19:40 │Comments(3) │食事
スティック・セニュール
昨年の秋ブロッコリーの苗を植えた。
先週観たときはまだ小さいかなと思ってそのままにして
今日見たら、なんと花が咲いている。
「しまった、食べ時を逃した!」と思い、根元から
切って捨ててしまおうと思ったが、そのことを家人に話したら、
もしかしたらそれは『スティック・セニョウール』という
茎ブロッコリーではないかと言う。
そういえば、わずか一週間食べ時を逃しただけで、
こんなに花が伸びるはずがない。
ネットで調べたらやっぱり『茎ブロッコリー』だった。
早速伸びた花の部分を切り取って、茹でてマヨネーズで
食べたら結構おいしかった。
何より緑黄色野菜の王様のような色が良い。
気分だけでも健康になった気がする。
我が家の『スティック・セニョウール』は何の瑕疵(かし)もなく、
すくすくと立派に育ったのに、物を知らない無礼者に
もう少しでばっさり根元から切り取られ、捨てられるところだった。
知らないということは恐ろしいことだ。
「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」と故人は言う。
2015年05月16日 Posted by igoten at 19:11 │Comments(5) │食事
ヤギのレンタル
ヤギの乳から作ったチーズ、wikiから拝借
Newsweek日本語版に面白い記事があった。
「アマゾンが開始、ヤギのレンタル・サービス」
「機械や人間による草取りよりも低コストでエコなところが魅力」
アマゾンは昨年からヤギと親しい間柄だ。
アマゾンジャパンが岐阜県多治見市にある物流拠点で、
30~40頭のヤギを使って除草を始めたからだ。
すべてのヤギは従業員証を着用し、
物流センター敷地内の草を食む。
ついでにヤギの乳も飲めば健康にもつながる。
ヤギの乳は子供のころ飲んだが、ムアっとするほどヤギ臭い。
しかしこれが慣れると濃厚で程よい甘さで、牛乳のように
乳脂肪球が大きくて腸で消化できないため下痢をすることもなく、
結構いけるのだ。
牛乳は搾りたてでも加熱殺菌が必要なのだが、ヤギの乳は搾りたてだと
生で飲むことが出来ると聞いた。
更に山羊の乳から作ったチーズは「シェーブルチーズ」と言って
酸っぱくてヤギ臭いが、慣れるとやみつきになるという。
ただしヤギの乳を搾るには少しコツが有って、間違ってヤギを
怒らせると、後ろ足で蹴られることになる。
2015年05月08日 Posted by igoten at 11:07 │Comments(5) │その他
初きぬさや
キヌサヤの花が咲いている。
あと2週間もしたら食べられるかな、と思ってよく見ると、
5cm程のキヌサヤがすでに成っている。
初物である、ただし取れたのは5個。
春、畑で一番先に食べられるのは、アスパラである。
次はウド、そして3番手がキヌサヤなのだ。
アスパラもウドも芽を食べるのだが、キヌサヤは
れっきとした実を食す。
5cmから10cm位のキヌサヤの小さな株が-10℃以下の
信州の極寒に耐えて春の味を運んでくれる。
あんなに寒いのになぜ凍って枯れないのか
私には分からない。
植物もまた不思議がいっぱいなのだ。
2015年05月07日 Posted by igoten at 08:31 │Comments(2) │食事
イチゴ日記
「イチゴ白書」というタイトルはもうすでに2回も
使ったので少し変えて「イチゴ日記」にしてみた。
4月の中ごろホームセンターでイチゴの苗を5株買った。
売っていた時にすでに花が咲いていたので、寒さにやられるか
心配だたのだが、順調に定植した。
最初の花が写真の実になった。
とてもイチゴと呼べる品物ではない。
貧弱、貧相、小粒と3拍子揃っている。
捨てようかと思ったが、それでもと食べてみた。
「極甘!」しかもイチゴの味が口中に広がった。
そういえば、昔我が家でもイチゴを作っていた。
あの時の味である。
スーパーに売っているイチゴは、大きくて、赤くて、いかにも
美味しそうだが何か足りないものがあると思っていたのだが、
その何かが分かった。
「イチゴの味」がしないのだ。
あわててホームセンターに行き、イチゴの株を買い増そうとしたが、
もう無かった。
代わりに、少し枯れかけた株が20株ほど、100円に値引きされて
売っていた。
売れ残って、ポットの中に根が充満して、枯れそうなのだ。
どうしようか迷ったが、10株買って我が家の畑に放った。
来年はバスケットを片手にイチゴ狩りが出来るかな。
2015年05月05日 Posted by igoten at 19:12 │Comments(2) │その他
イチゴ草

(クリックすると大画面になる)
新し物好きの私は、毎年同じ野菜や花を栽培することを
潔しとせずに、いろんな苗屋さんや、花屋さんを回り、
珍しい野菜や果物、花があるとそれを栽培しようとする。
そして何度か痛い目にあった。
極め付きは、昨年作った「キワーノ」という名前からして
なんとなく胡散臭そうな果物だ。
2本植えただけなのに、やたらと茂みが大きくなり、
何やら怪しげな果物が沢山成った。
そしてその果実を取ろうとして手を出すと、ものすごい
強烈な棘が手に刺さった。
「痛い!」と言って手をひっこめたら、今度は別の
果実が手の甲を刺した。
本当に痛い目にあったのだ。
しかしこのくらいのことでは懲りはしない、人生は冒険なのだから。
今年は大人し目の花を選んだ。
「イチゴ草」という花だ。
初めは静かに咲いていたが、この数日で爆発するがの
ごとく大きくなった。
よく見ると昔田んぼで作っていた、「アカツメ草」の大きい
ものに見える。
日本名は「千日紅」というそうだ。
2015年05月03日 Posted by igoten at 19:04 │Comments(4) │その他
五月の安曇野
(クリックすると大画面になる。
左側が「蝶ヶ岳」で右側が「常念岳」である。)
風薫る五月。
通勤路を変えた。
安曇野はどこに行っても、常念岳がついてくる。
この写真では残念ながら良くわからないが、
常念坊の雪型が美しい。
学生の頃、山で一緒になった人が、息子に「常念」
という名前を付けたと自慢していた。
「常念」と書いて「つなむね」と読むのだという。
その時は知らなかったが、「常念坊」というのは、
酒飲みの僧侶で、手に一升徳利を持っているという。
「常念」という名前の息子さんは、その後どうなった
のだろうか。
とここまで書いて、待てよと思った。
以前同じことを書いている。
http://kotanero.naganoblog.jp/e468854.html#comments
ブログも長いこと書いていると、以前何を書いたのか、
忘れてしまう。
小説家だってエッセイに何度も同じことを書いている
場合がある。
素人が忘れてしまうのは仕方がないことであろうか。