アミノインデックス

新し物好きの私は、その為にした失敗は数えきれない。
電気製品なんか新しいものに飛びついてはダメだということを
身に染みて知っているつもりだが、性懲りもなくまた同じような
失敗を繰り返すのだ。
これはもう病(やまい)である。

さて今回は人間ドック。
人間ドックで送られてきた書類を見ると、「アミノインデックス」
なる検査が、オプションで受けられるとある。
「アミニインデックス」なんて聞いたことないな、と思った
瞬間にもう飛びついていた、まるで金ぴかのルアーに飛びつく
レインボートラウトのようだ。
追加の検査料は2万円位だったかな、がんが早期に発見できる
なら安いものである。

身内にガンが多い私は、ガンを恐れること、まるで虎が出る荒野を
1人で歩いている旅人のごとくである。

さてアミノインデックスなるものは血液中のアミノ酸の濃度より、
胃がん、肺がん大腸がん、前立腺がんにかかっている確率を算出
する検査だという。
こんな素晴らしい方法があるなら受けない手はないなと思ったのだ。

そして高脂血症と少し胃が荒れていますがまあ良いでしょう。
と無事人間ドックを通過した私のもとに、1週間後、親展と書かれた
検査報告書が届いたのだ。

そしてそれを読んだ私の顔が一瞬青ざめた。
なんと大腸ガンのランクがCでレッドゾーン、100点中95点
の所に星マークがついていた。

ついに大腸がんにかかったかと私は思った。
しかしよく読むと、ランクCの有病率は0.40~1.16%と
なっている。
つまりこの検査の最高の確率は1.16%(500人中 5.8人)なのだ。
しかし1.16%というのはほんと微妙な数字なんですよね。

この結果に私は困ってしまった、この検査結果を無視すると、何のために
お金を払って検査をしたかわからないばかりか、もし本当に大腸がん
だったら、かなり悔しい思いをすることは間違いない。
仕方なく私は鳴く子も黙るという恐ろしい大腸検査を予約した。

そして本日がその検査の日なのだ。
しかも私の会社では、igotenは大腸ガンで本日手術をするという
デマまで飛びかってしまった。

そして検査に、ああ、もうも思い出したくもない、この検査に比べれば、
胃カメラなんて飴玉をしゃぶってるようなものなのだ。

検査の結果は白、「アミノインデックス」の検査をする病院は
少ないんですよねと、検査の先生。
しかし大腸検査は良いことなので、3年に一度位は来るように
とおっしゃった。

「はい」と私は力なく返事をした。

  

2013年09月24日 Posted by igoten at 18:13Comments(2)その他

9月20日の記事


「この標識に石を投げないでください!」と書いてある。


この挿絵を見て笑った。

自分で決めたルールに縛られて何もできない人がいる。

人のことは言えない、私も一週間に6日はプールに行くと
決めて、四苦八苦、健康の為にと思ったことがかえって
健康に悪い。

この標識を取れば石を投げる人は居なくなる。
なるほど....
  

2013年09月20日 Posted by igoten at 19:11Comments(2)

信じよさらば救われん



今週の月曜日に岐阜県の大垣方面に車で出張に
行った時のことです。

安曇野から高速に乗って、カーナビで行く経路を検索すると、
名神高速の養老JCTで東海環状自動車道に乗り換えて、
大垣西まで高速道路で行くようになっていた。

以前は大垣で降りて、一般道を行った覚えがある。
大垣西は大垣より10km以上先である。
行先は揖斐川の上流で、大垣で降りて揖斐川沿いを走った
方が距離的には近い。

しかし同乗者と私は素直なので、カーナビが示すように、
遠回りでも大垣西まで高速で行くことにした。

さて仕事が終わって帰ろうとカーナビで帰路を見ると、なんと
来た道とは違う、大垣で高速に乗るルートを示していた。
「こんなのおかしいじゃん」と私は言う。
「おかしいですね、来た道と帰る道が違うなんて」と同乗者。
「きっとプログラムのバグに違いない」と私。
いつも自分の会社のソフトのバグで苦しんでいるのでつい、
他のソフトも疑ってしまう。

しかし我々は素直なので(嘘!)カーナビが示すとおりに
来た道と違う道を帰ってきた。
その道すがら、我々は、カーナビの不備な点をあることないこと
あげつらっていた。

所が大垣のインターに着いてみると、高速は大渋滞、なんとなんと
大垣のインターから100m先で、トラックが中央帯のガードレール
に激突して、積み荷の缶ビールが散乱、一車線のノロノロ運転と
なって、後ろの方まで大渋滞になっているではないか。

しかし我々は、大垣インターから高速に乗ったため、
その渋滞に割り込む形となって、
たった100mの渋滞を抜ければよかったのだ。
もし仮に、来た道を戻っていたら、養老インターより手前から
渋滞に巻き込まれて、多分その渋滞を抜けるのに、2~3時間は
かかってしまっただろう。
カーナビはそれを見越して、来た道と違う道を示したのである。

「最近のカーナビは良く出来てるな」と私。
「ほんとうまく出来てますね」と同乗者。
さっきまでの悪口は忘れてしまっている。

セスナなんかの小型飛行機を操縦して、雲の中に突っ込むと
操縦者は方向感覚ばかりか、上下感覚を失って、今自分が
背面飛行をしているのではないかとの錯覚に陥る。
そんなとき教官は、「ビリーブ・インストルーメント」
(計器を信頼しなさい)と教える。

信じる者は救われるのだ。


  

2013年09月18日 Posted by igoten at 19:47Comments(0)その他

igotenの朝食



パンにバターを塗って、少し焦げ目がつくくらいに焼く。
トマトを少し厚めに輪切りにして4つパンに置き、
その上に目玉焼きを載せる。
ただそれだけ。
あとはダージリンティ。

  

2013年09月14日 Posted by igoten at 16:50Comments(4)

歴史ロマン



来年の大河ドラマは黒田 官兵衛だそうである。
信長、秀吉、家康の頃の歴史はとても人気がある。

先週名古屋に出張のおり、この話の話題になった。
丁度その時、車で墨俣(すのまた)を通りかかっていた。

私    「墨俣は木曽川沿いにあるんだよね」
同乗者  「いえ、長良川沿いにあります」
私    「え!たしか秀吉が一夜城を築いたのは木曽川の中州だよね」
同乗者  「いえ!長良川の中州ですよ」
私    「えええ!確か本には木曽川と書いてあったな」
同乗者  「じゃあ帰りにちょっと寄ってみます」

ということで、ものすごく忙しいのに、出張の帰りに、
墨俣城記念館(墨俣歴史資料館)に行ってきました。

確かに記念館は長良川沿いにありました。
「ということは、蜂須賀子六が材木を切って筏にして
 流したのも、木曽川上流ではないの。」
と私は何か釈然としないものを持って帰ってきました。

家に帰ってネットで調べたら、やはり秀吉が一夜城を
築いたのは、木曽川の中州で、川の位置は動くので、
正確にはどこかわからないとのこと。
墨俣の一夜城も本当の史実かどうかもわからないらしい。

  

2013年09月07日 Posted by igoten at 13:17Comments(3)その他

悪い癖


(この本は薄い本だけど2500円もする。)

私は悪い癖を持っている。
それは、仕事を受ける時に、儲かるからとか、簡単だからと言うような
基準で仕事を受けるのではなく、”面白そうだから”と言う理由を
優先させてしまうことだ。

もちろん”面白そうだから”と言う中には、将来その仕事をしたことが、
役に立つだろうと言う目論見も入っているのだが、大半は自分が、
つまり私がやってみたいと言うことなのだ。

そしてそういう仕事を引き受けた時から、苦労が始まる。
先ず調べなければいけないことが五万とあって、それを片っ端から
ネットで調べる。
専門書を山のように買って風呂やトイレでも読み始める。
急に不機嫌になったり、機嫌よくなったりする。
テレビを全く見なくなる。
早く寝るようになる。(夜になると疲れが出るのだ)。
不眠が治る(なぜかわからないがよく眠れる)。
目がぴくぴくしだす(これは困るんですよね)。
金遣いが荒くなる(お金に無頓着になるのだ)。

そして最近それが始まった。

  

2013年09月05日 Posted by igoten at 19:35Comments(0)その他

秋風寂し



あれだけ猛暑だったのに、もう秋風が吹いていますね。
我が家の畑もすっかり秋の景色となりました。

特に寂しいのはトマト。
トマト好きの私は、夏の間ミニトマトなら10個、
普通のトマトでも2個は毎日食していました。

しかし今はこの写真のように、トマトに元気が
ありません。
ミニトマトはまだ花が咲いたりしてますが、青いまま
落ちたり、病気になったりします。

写真のトマトの黒い点は、病気では無くて多分虫くい。
以前この穴から青虫が顔を出しました。

青虫にあいさつされても私としては困ってしまうのですが。

  

2013年09月02日 Posted by igoten at 19:20Comments(2)食事