インゲン



日曜日畑でせっせとサツマイモを植えていたら、
5m位離れた木の上で突然カッコが鳴いた。

びっくりして振りかえったら逃げて行ったが、
今年のカッコウはサービスが良い。
あれが鶯だったらもっと良かったのにと贅沢な
ことを考えたりしている。

写真は「さやいんげん」。
支えをすることを「手をやる」と言うが、今年は竹で手をやった。
レトロで懐かしい。
インゲンもなにか喜んで巻き付いているような気がする。
もしかしたら、インゲンは竹に巻きつくように遺伝的に
設計されているのかもしれない。

昔はどこでも竹を使って「手」をやったものだ。
これは麻ひもで結んで有るのだが、昔は藁を使って結んだ。
来年は藁で結んでみようと思っているがどうなることか。

得たものと失ったもののインベントリーは微妙で判断が難しいが、
失ったものが大きく感じられるのは人間の性でいたしかた無いのだろう。


  

2016年05月23日 Posted by igoten at 08:52Comments(2)食事

ソラマメ


昨日採れた野菜である。

アスパラは既に食べ飽きて、収穫せずに木にしている。
きぬさやは爆発したように出来て取りきれない。
イチゴは最初は鳥と競争で収穫したが、今は
「鳥さんが食べたいなら好きなだけどうぞ」状態である。
そこにソラマメが加わった。

私の地区ではソラマメを栽培する習慣が無いので、道を
通る人が私の畑に青々と茂るソラマメの木を見て、
「あれは何ですか?」と聞く。
「ソラマメです」と答えると、目線を少し宙に浮かせて、
「ソラマメ...」と言って考えている。
ソラマメの言葉は知っているが実物のイメージが湧かない
のである。

「ジャックと豆の木の豆です」と横から家人が言うけれど、
そんなことを言うと余計混乱するし、「ジャックと豆の木」
の豆がソラマメだという学実調査の報告はまだ無い。

ソラマメは本当に売るくらい出来てしまった。
まだちょっと早いのだが、今から食べないと食べきれない。
先ずは殻ごと焼いて食べ、次は殻から出して茹でて食べる。
本当はスープが美味しいのだが手がかかる。
昔どこかの国で(スエーデンだったかな)ソラマメとウミガメ
のスープと言うのを食べたことが有る。
ウミガメなんて食べてもいいのかなと思いながら。

ソラマメは近所におすそ分けするのだが、「どうぞ」と出すと
皆初めはそのきぬさやの化け物を驚いたように見る。
食べる習慣が無いだ。

  

2016年05月20日 Posted by igoten at 11:35Comments(7)食事

サニーレタス

サニーレタス

昔からレタスという野菜がちょっと苦手だった。
水っぽくて味が有るのか無いのかよく分からない。
しかしあの青い色は見ているだけで人間を健康にしそうな
気がするので無視するわけにもいかない。

サニーレタスは巻かないので葉を千切って食べる。
切らなくていいので畑で採ったものをさっと洗って塩を
パラパラ振って食べてみる。
僅かな苦みが有り、普通のレタスよりも味に存在感が有り、
食感をどこに集中したらよいか分かりやすい。
こんな食べ方の時は少し豪華な自然塩を使ったら美味しいかな
と思うのだが我が家にはそんな贅沢なものは無い。

それにしてもこのサニーレタスの色は芸術的である。
  

2016年05月11日 Posted by igoten at 09:02Comments(4)食事

ストロベリーキャンドル



ストロベリーキャンドルが畑の隅で咲いている。
昨年花の種がこぼれたのだろう。

この花は実ににぎやかに咲くのだが、あっという間に花が枯れる。
その落差が実に大きい。

この花を千日紅だと思っていたがどうも違うらしい。
千日紅は春撒くのだが、この花の種は秋に撒くのだという。

昨年花の種子を採取して今年の春撒こうとして花の種が入っていた袋を見て
気が付いた。
従って今年は撒くのを断念していたのだ。

ネットの説明によると
「花はサラダの彩りやハーブティーに、葉はゆでてからサラダや
スープなどに利用できます。」
となっている。

食べてみようか....
  

2016年05月09日 Posted by igoten at 08:38Comments(2)その他

イチゴ天国


スナップエンドウの花


イチゴの花

先日鶯が鳴かないとブログに書いたら、どうした訳か
毎日鶯が来るようになった。
おそらく鶯は私のブログを読んだのに相違ない。
うっかりした事はかけないものだ。

土曜日にトマト、ナス、キュウリの苗を買って、
昨日植えた。
今日は心地よい鶯の音色を聴きながら、トウモロコシと
オクラの種を撒いている。

我が農園は只今イチゴの花盛りである。
中に気の早いイチゴが一つあり、すでに赤くなっている。
少しためらったが、収穫して食べてみた。
「○×▽◆?!」
言葉にならない美味しさである。

  

2016年05月02日 Posted by igoten at 18:31Comments(4)食事