時代の穴


朝一番の電車で出張に、もちろん回りは真っ暗、気温はー7℃。

立川で中央線の快速に乗り換える。
着ぶくれでぎゅぎゅう電車に詰め込まれ、まるで叩き付けられた
ハエにように電車の入り口のドアのガラスに押えつけられながら、ふと電車の
外を見ると、線路際の住宅街の真ん中にぽっかり時代に穴があいた
ように、釣り堀が見えるではないか。

そしてまだ9時前なのに太公望が3~4人のんきに釣り糸を
垂らしているのが見える。
「なんだこりゃー」と腹立たしいようなうらやましいような感情が
こみあげてきた。

いつかきっと会社を辞めたあかつきには、朝8時頃にこの
釣り堀に行って、ぎゅうぎゅう詰めの通勤列車が通るたびに、
満面の笑みを浮かべて、Vサインを出してやるのだ。

いったい毎日何人のサラリーマンがこんな気持ちでこの釣堀を
見ているのだろうか?





同じカテゴリー(その他)の記事画像
元気な年寄り
今年も咲いた
バランス
姥桜
祈りの山
桜よ伝えてくれ
同じカテゴリー(その他)の記事
 元気な年寄り (2022-04-12 13:53)
 今年も咲いた (2022-04-11 13:29)
 バランス (2020-04-21 09:39)
 姥桜 (2020-04-17 10:37)
 祈りの山 (2020-04-16 10:40)
 桜よ伝えてくれ (2020-04-14 13:12)

2012年01月17日 Posted byigoten at 08:18 │Comments(2)その他

この記事へのコメント
igotenさん こんばんは~
気持ちわかりますわぁ~
でも いざ仕事を退職して
時間をもてあますようになると
働いていたころがこれまた
うらやましくもなるのでしょうかね?
しかし 趣味の時間は楽しいもんね
(=^・^=)
Posted by 福寿荘 女将福寿荘 女将 at 2012年01月18日 15:52
福寿荘 女将 さん
 おっしゃる通りです、忙しい時に時間を見つけて
 する趣味が一番充実して楽しいのだと思います。
Posted by igotenigoten at 2012年01月18日 19:57
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。