10月21日の記事



秋も深まって、もうすっかりすべてのキジバトはどこかに
行ってしまったと思っていたのだが、どうしたわけか
小さなキジバトと少し太ったキジバトが朝晩
我が家のエサ置き場をうろうろしている。

「行き遅れたのよね」と家人。

小バトが小さかったので、遠くまで行くのは無理と、
親バトが他のハトとどこかに行くのをあきらめて、
残ったのだろうと私は勝手に解釈する。

そしてかわいそうだからと餌ばちにたくさん餌を置く。
小バトは自分より大きい餌ばちのふちに少し不安定に
止まって、美味しそうに餌を食べている。

「このハト今年の冬生き残れるかしら」と家人。
私は焦って、もう一握り餌ばちに餌を追加する。

もしかしたらこのハトたちはこの冬ずっと餌を
食べに来るかもしれない。

最近分かったことだが、キジバトはなわばり意識をドバト
より強く持っている。
自分のなわばりに侵入してくる他の鳥を追い払おうと
するのだ。

もしこのハトたちに餌をやり続けると、このハトたちは
我が家を自分のなわばりとして意識するだろう。
そして来春もしチーヤンが帰って来た時、チーヤンを追い払う
だろう。
そうなるとちょっと困ったことになるなと私は考える。

でもいいのかなとも思う。
チーヤンはすでに立派な野生のキジバトで、もしかしたら
人間との接点を持たない方が良いのかもしれないと。

人間もハトも一期一会なのだ。
出会いがあって別れが有る。
そんなものなのだろう。



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2013年10月21日 Posted byigoten at 21:00 │Comments(4)キジバトの飼育

この記事へのコメント
チーヤンの代わりに面倒をみてねと、神様からigotenさんへの送りもでしょうか。それとも、動物好きのigotenさんをたよってやってきた親子でしょうか。どちらにしても、不思議なタイミングですね。
Posted by かりん at 2013年10月23日 07:40
カリンさん
ハトは一回子育てをするとパートナーの解約して
又違うハトとパートナーになると言います。
今来ているハトは多分かつてチーヤンのつれだった
ハトとその子供ではないかと思います。
Posted by igotenigoten at 2013年10月23日 20:29
そうなんですか。だとしたらこの親子バトは、チーヤンの実家であるigoten家で、ごはんいただいてもいいですよね。義理の娘と孫がやってきたみたい。
Posted by かりん at 2013年10月24日 07:31
カリン さん
そうなんです、チーヤンは自分の連れ合い以外のハトは
追っ払っていたので、結局我が家に集まるハト達は、
チーヤン由来のハトなんです。
Posted by igotenigoten at 2013年10月25日 17:30
 
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