痴呆症



しかし世の中には本当にややっこしい話がある。
生来のめんどくさがり屋の私はなるべく面倒なことは避けて
通る癖がついているのだがその私にして、面倒なことの半分以上は
自分でややこしくしている可能性が有るのだからいやになっちゃう。

さて会社のメインのコンピューターはIBMのAS400と言うのを使っている。
ここに会社の殆どのデーターが詰まっている。
そしてこのコンピューターに使われている言語は何とRPGと言うふざけた名前の言語だ。

RPGとはrole-playing gameの略ではないか、これはきっと楽しい言語に
違いないと思いきや、なんとこれはReport Program Generator の略で、
パンチカード時代から継承しているいわば化石言語であるらしい。
しかもRPGと言う略はrole-playing gameより古いらしいのだ。

しかし流石にプログラム言語好きの私でもこんな言語には全く食指が動かない。
従ってこれまではなるべく避けて通っていた。
ところが最近AS400のデーターをWEBから見たいとか、マイクロソフトの
表計算ソフトExcelに自動的に落とせないかなどと言う贅沢な要求が社内から
出て来た。

そこでWindows 203サーバーをたて、これとAS400をADO.NETでつなぎ、
そのデーターをASP.NETで社内WEBに公開するという、もうほんとややこしい
事をなんかの拍子に簡単に引き受けてしまった。
3~4年前の話である。

その時はそんなに苦労もせずに、要求されたデーターを無事社内のWEBに
公開して拍手喝采となったのだが、3年経った今頃になって、あのプログラムの
ここん処ちょっと変えてくれない、などと言う要望が出て来た。
まあ言うのは自由な民主主義の世の中である。

そして私も「おお、よしよし、ちょっと変えてやるか」と安請け合いしてしまった。

さてやむおえず、昔自分で書いたプログラムをちょっと眺めてみたのだが、
これが全く理解できない。
全く他人が書いたソースを読むようでとても自分が書いたものとはどうしても思えないのだ。

もしかしたら夜中私が寝てる間に別の私が起き上がって、勝手にプログラムを
書いたかもしれない。
いやそれよりも、私はもしかしたら痴ほう症になっていのかも知れない。
そういえば昨日の夕食は何だたっけ...



http://www.redbooks.ibm.com/redbooks/pdfs/sg246440.pdf
すみませんここに貼り付けたリンクはこの記事とは何の
関係もないのですが、忘れないようにメモ代わりに
貼り付けました。


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2011年09月01日 Posted byigoten at 07:34 │Comments(0)PC

 
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