私はカモメ
私の学生時代は、ロシア語がブームだった。
流行に敏感だった私は勿論ロシア語を習ったが、
ロシア語が役立ったことは一度もなかった。
「同志イワノフは朝コルフォーズに行く」
なって文例が載っていた。
コルフォーズなんて今の若者は知らないだろう。
先日テレビを観ていたら、ソ連の宇宙開発の映像が
映っていて、女性宇宙飛行士第一号のテレシコワが
出ていた。
ちょっと怖そうなおばさんだが、
初飛行の時、「ヤー チャイカ(私はカモメ)」なんていう
詩的な言葉を言ったのだ。
と思っていた。
しかし調べてみたら、事実は違った。
ソ連では宇宙飛行士にそれぞれあだ名をつけていて
テレシコワのあだ名は「チャイカ(かもめ)」だった。
宇宙船と地上の最初の更新の時、テレシコワは、
単に「こちらはカモメ」と言っただけだった。
そうテレシコワは写真の通りただの怖い女性
軍人だったのだ。
2015年03月04日 Posted by igoten at 07:45 │Comments(3) │その他
神は生きているか
昨日クイズ番組を見ていたら、弁護士が何人か
出ていてクイズの設問の中で、
「ニーチェ ○○は死んだ」
の○○に入る言葉を知らない人が何人かいた。
もちろんこれは「神は死んだ」であるが、
この言葉を知らないということはニーチェを
知らないということである。
これを見て私は「ニーチェは死んだ」と思った。
「実存主義」などという言葉はもう死語になって
しまったのか。
サルトルはまだ生きていますか?
もちろん本人は1980年に74歳で亡くなっているのだが。
あふれるばかりの情報化の中で、人は自分では考えずに、
他人の考えの中から自分に合ったものを選択する時代に
なってしまった気がする。
まるでコンビニで夕食を買うみたいに。