馬に嫁

馬に嫁

昨日はある会社の展示会があり、忍野八海の近く
まで行ってきた。

途中高速道路からの富士山が素晴らしい。
同乗者に、
「毎日こんな富士山を見ることが出来るなんていいな。」
と言ったがよく考えてみると、こんな大きなものが毎日
目の前にあるとかなりうっとおしいのではないかと思った。
たまに見るから素晴らしいのであって毎日見ていると、
飽きてしまうのだろう。
特に富士山の形は単純なので、大体のイメージは見なくても
思い出すことが出来る。

「富士には月見草がよく似合ふ」は太宰治なのだが、私は
時々夏目漱石の「草枕」と「富岳百景」が頭の中で混じってしまう。
両方とも茶屋があり、年配の女性が出てくるからだろうか。
そういえば「草枕」には

花の頃を越えてかしこし馬に嫁

という名句がある。

「富岳百景」は晩秋で、「草枕」は春なのであるが。


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2017年04月13日 Posted byigoten at 11:17 │Comments(2)読書

この記事へのコメント
遠景に浅間岳を仰ぎ、眼下に千曲川を臨む小諸生の妻曰く、東西両壁数百メートルに迫る山と、そこから下流する二本の河川の交点の当地を、「息が詰まって住んでいられない!」と慨嘆します。北アルプスの遠望を愛でるigoten氏もまた、眼前迫真の富士山に違和感を抱かれるのはむべなるかな、と拝察する次第です。
「古里の 山に向ひて 言ふことなし 古里の山は 有り難きかな」、啄木。
Posted by 徒然man at 2017年04月15日 06:33
徒然man さん
 平凡な山に平凡な川、それが一番でしょうか。
『醸肥辛甘は真味にあらず 真味はただこれ淡なり』
      菜根譚
ですかね。

     
Posted by igotenigoten at 2017年04月15日 20:32
 
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