秘密

秘密 秘密

東野圭吾(著)

直木賞受賞の「容疑者Xの献身」が映画になり
乗りに乗っている東野圭吾の代表作である。

内容は
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、
死んだはずの妻だった。
その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。

これはなかなか面白い作品である。
アマゾンの本の紹介に「カスタマーレビュー」というのがある。
読者が読後の感想を紹介するコーナーである。
「秘密」のカスタマーレビューは265件の投稿がある。
ちなみに「容疑者Xの献身」のカスタマーレビューの数は
122件である。

カスタマーレビューは星の数で面白いか面白くないか
表すことになっている、最高は星5つで最低は星1つである。
この本のカスタマーレビューの星1つのレビューを読むと
愛がないとかそんなことが書かれている。
この本はそもそも推理小説である、推理小説とは
どのように上手に読者を騙すかであり、推理小説の書評は
先ず上手く騙されたか否かを書くべきなのである。
その意味で私は上手に騙された。


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2009年05月07日 Posted byigoten at 08:31 │Comments(2)読書

この記事へのコメント
読みました!
東野作品は大好きで、よく読みますが、この作品は愛がないとは言えないと思いますよ〜。読み終わった後の気持ちがせつないような、何とも言えない感情が残りました。
愛情とは、大事に思う心、どういう形で表に現れるかは、それぞれ、色んな形があると思います。
「手紙」も重い問題と愛情の形が描かれている、東野さんはうまい!です。
Posted by simarisusimarisu at 2009年05月07日 09:17
>simarisu さん
コメントありがとうございます。

小説も食べ物と同じで味が濃い方が
好き嫌いがはっきり別れるんでしょうね。
現実離れしたミステリーに思いっきり感情移入して
なかなか元に戻れずばたばたしてる読者を見て、
作者はしてやったりとほくそ笑んでいるのかも。

「手紙」いいですよね。(^^ 
しかし東野 圭吾 巧みですね、
ミステリーの中に時々こういったものを混ぜて、
もう読者は翻弄されっ放しというか。
Posted by igoten at 2009年05月07日 12:21
 
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