村上春樹

村上春樹 若い読者のための短編小説案内

村上春樹 (著)
「BOOK」データベースより
戦後日本の代表的な作家六人の短編小説を、村上春樹さんがまったく新しい視点から読み解く画期的な試みです。 「吉行淳之介の不器用さの魅力」「安岡章太郎の作為について」 「丸谷才一と変身術」…。自らの創作の秘訣も明かしながら論じる刺激いっぱいの読書案内。


最初に申し上げるがこの本は相当に難解である。
正直に言うと私はこれまで村上春樹という作家の本をほとんど
読んだことがない。
理由は特にないのであるが、強いてあげれば「海辺のカフカ」が
あまり面白いと感じなかったので、その後触手が伸びなかった
のかもしれない。

もしこれからこの本をこれから買おうとする方は、476円+税
をどぶに捨てたつもりで購入するか、あるいは何事があっても
最後まで読みぬくぞを言う強い覚悟で臨むか、いずれかの
心構えが必要である。


私のようにちょっと手に触れたのをいいことにこの本を
購入した者は、5分と読まないうちに本を後ろに投げ出して
テレビをつけたり、深いため息をついて布団をかぶって
寝てしまうはめになる。
そして挙句の果て、村上春樹が羊に乗って追いかけてくる夢を
見るのだ。

斜めに読んだり下から読んだり、挙句の果て本を後ろから読むような
私にとって、このような本は最も苦手な部類に入る。
つまりこの本を読む時は書かれた語句を、一つ一つ確認しながら
頭の中に並べていかないと、同じ個所を何回も読む循環地獄に
陥る。
とりあえずひいひい言いながらどうにか読み切った。

しかしまったく救いが無かった訳でもない、この本の中の
小島信夫の「馬」を読みながら私は、そのおかしさの為に笑ころげ
しかも村上春樹の解説を読みながら、この小説家のとてつもない
知恵にただただ恐れ入ったのである。

村上春樹少し読んでみようかな。

[後日 記]
この本は素晴らしい本であることがわかった。
今は座右の書である


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2009年05月30日 Posted byigoten at 07:45 │Comments(2)読書

この記事へのコメント
村上春樹が羊に乗って追いかけてくるの、キャー愉快!愉快!

ところで、私も「ノルウェイの森」私のブログのお気に入りに入ってる「ミロさん」からのイチオシ本というわけで、次に読む本なのですよぉ。上下巻だよ、大丈夫かなぁ。。。映画化されるんだって。
氏の本は短編集1冊だけ読みました。タイが舞台で米国帰りの女医さんが主人公の。ジャズがふんだんに出てきてね、なんか不思議な気持ちに捕らわれちゃったことだけ覚えています。
Posted by うたかた夫人うたかた夫人 at 2009年05月31日 00:42
上下2巻となると、読み始めるまでに
ちょっと覚悟がいりますね。(笑)

夏休みの自由研究課題の候補に入れて
おこうかな。
Posted by igotenigoten at 2009年05月31日 06:54
 
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