どこに行くの?
クオ・ワディス
シェンキェーヴィチ
『西暦一世紀、皇帝ネロによるキリスト教への弾圧の嵐が
吹き荒れるローマを逃れ、ローマ郊外の街道の脇の大きな木の下で、
まどろんでいるペテロの前を、死んだはずのイエスキリストが、
急ぎ足でローマの方向に、通りすぎようとしている。
驚いてペテロは尋ねる。
「クォ・ヴァディス、クォ・ヴァディス、ドミナ」
(何処へ、主よ、何処へ行たもう ?)
とキリストは答える。
「ロマーナ。」(ローマへ)
「ペテロよ、汝がわが子羊たちを見捨てて、ローマを去るなら、
この私がもう一度ローマに戻り、十字架にかかろう。」
これを聞いたペテロは直ちに主キリストの教えを悟り、
死を覚悟してローマに戻り、殉教するのでる。』
この小説を読んだのはかなり前のことである。
長いスペクタクル小説であり、ほとんどの部分は
すでに忘れてしまったが、この場面は大きな感動とともに、
今でも鮮明に覚えている。
[注]
この小説の題名は『クオ・ワディス』となっているが、
これはラテン語の『Quo vadis, Domine?』の日本語読みである、
通常は『クォ・ヴァディス』と読む方が一般的である。
実はこの『クォ・ヴァディス』は最後の晩餐の席でペトロがイエスに
「主よ、どこに行かれるのですか」と問うて、イエスが
「私が今からいくところに、汝は今はいくことはできないが、
後からいくことになる。」と答えたと言う伏線がある。
シェンキェーヴィチ

BOOK データベースより
ローマ―この頽廃の都では恋など懶い日々のほんの一興。 だが、ウィニキウスは心のすべてを傾けた。 相手はリギ族王家の娘、人質の身の上、そしてキリスト教徒だった―。 ヘレニズムとヘブライズムの拮抗を背景に、壮大な歴史ロマンの幕が上がる。
ローマ―この頽廃の都では恋など懶い日々のほんの一興。 だが、ウィニキウスは心のすべてを傾けた。 相手はリギ族王家の娘、人質の身の上、そしてキリスト教徒だった―。 ヘレニズムとヘブライズムの拮抗を背景に、壮大な歴史ロマンの幕が上がる。
『西暦一世紀、皇帝ネロによるキリスト教への弾圧の嵐が
吹き荒れるローマを逃れ、ローマ郊外の街道の脇の大きな木の下で、
まどろんでいるペテロの前を、死んだはずのイエスキリストが、
急ぎ足でローマの方向に、通りすぎようとしている。
驚いてペテロは尋ねる。
「クォ・ヴァディス、クォ・ヴァディス、ドミナ」
(何処へ、主よ、何処へ行たもう ?)
とキリストは答える。
「ロマーナ。」(ローマへ)
「ペテロよ、汝がわが子羊たちを見捨てて、ローマを去るなら、
この私がもう一度ローマに戻り、十字架にかかろう。」
これを聞いたペテロは直ちに主キリストの教えを悟り、
死を覚悟してローマに戻り、殉教するのでる。』
この小説を読んだのはかなり前のことである。
長いスペクタクル小説であり、ほとんどの部分は
すでに忘れてしまったが、この場面は大きな感動とともに、
今でも鮮明に覚えている。
[注]
この小説の題名は『クオ・ワディス』となっているが、
これはラテン語の『Quo vadis, Domine?』の日本語読みである、
通常は『クォ・ヴァディス』と読む方が一般的である。
実はこの『クォ・ヴァディス』は最後の晩餐の席でペトロがイエスに
「主よ、どこに行かれるのですか」と問うて、イエスが
「私が今からいくところに、汝は今はいくことはできないが、
後からいくことになる。」と答えたと言う伏線がある。
2009年06月21日 Posted byigoten at 07:26 │Comments(2) │読書
この記事へのコメント
男の人って、こういう壮大な歴史ロマン、好きなんだね~^^
実はわがダンナさまも、ご多分に漏れず(笑)
彼はいま、あの「ローマ人の物語」を読んでいますよ。16巻あたり。
私はダメだわ~(^^;
読み始めても5分としないうちに
放り出しちゃうわね、きっと。
囲碁をするような人は、じっくり、長時間もものともせず、なのかな。
だけど・・・歴史ってほんとのところはわからないわけでしょう。
学校で、それを時代年表まで覚ええさせられた怨みが(笑)歴史嫌いにさせてる。というのははっきりと、言い訳なんですがねぇ。ヘヘ
実はわがダンナさまも、ご多分に漏れず(笑)
彼はいま、あの「ローマ人の物語」を読んでいますよ。16巻あたり。
私はダメだわ~(^^;
読み始めても5分としないうちに
放り出しちゃうわね、きっと。
囲碁をするような人は、じっくり、長時間もものともせず、なのかな。
だけど・・・歴史ってほんとのところはわからないわけでしょう。
学校で、それを時代年表まで覚ええさせられた怨みが(笑)歴史嫌いにさせてる。というのははっきりと、言い訳なんですがねぇ。ヘヘ
Posted by うたかた夫人
at 2009年06月21日 18:59

好きなんですよね、こういう本。
歴史の最大の謎は「聖書」なんですよね。
ただ今は残念ながら、最近はゆっくり本を読んでいる
時間が無いので必然的に読む本はエッセイか短編が
多くなってます。
私も学生の頃は歴史や地理が嫌いでほとんど毎日
内職をしていました。
年号は、794(鳴くよウグイス平安京)と
1492(いよー国、コロンブスアメリカ大陸発見)
位しか覚えていません。
歴史の最大の謎は「聖書」なんですよね。
ただ今は残念ながら、最近はゆっくり本を読んでいる
時間が無いので必然的に読む本はエッセイか短編が
多くなってます。
私も学生の頃は歴史や地理が嫌いでほとんど毎日
内職をしていました。
年号は、794(鳴くよウグイス平安京)と
1492(いよー国、コロンブスアメリカ大陸発見)
位しか覚えていません。
Posted by igoten
at 2009年06月21日 21:00
