柿かリンゴか

柿かリンゴか

愛読書の『男のポケット』の表紙絵、著者は丸谷才一著で、
このイラストを描いたのは和田誠である。
こういった絵は簡単そうに見えても、素人のには絶対書けない。

ニュートンが落ちるリンゴを見ながら寄りかかっている木を、
ワシントンとおぼしき少年が切り倒そうとしている。
まあ、ワシントンが切ったのは桜の木なんだけどね。

あの話も結構嘘っぽいよね。
大体なんでワシントン少年は桜の木なんか切ったんだ。
しかもこの少年、桜の木を切ることに少しの罪悪感も
感じていない。
罪悪感が無いのだから、父親に自分が切りましたと言えるはずで、
こんなのはちっとも偉くは無い。

まあ後の人が作った話なんだろうけど。

さて一方のニュートンだけれども、この話も相当に臭い。
と言うのは私に家の近くには沢山リンゴ畑が有るのだが、
私は生まれてこの方一度もリンゴが木から落ちるのを見たことが無い。

確かにリンゴだってなったまま長時間放置しておけば落ちるはずだけど、
何でそこまでリンゴを放置しなければならないのだろうか。
しかし柿なら結構落ちる。
熟した柿はぽたぽた落ちる。
多分あれは柿だな、柿にしておこう。

ということで本の内容が全く無い書評となった。
この本は夕刊フジのコラムの短編集でなんと昭和50年の
連載だそうで、毎日毎日書かなくてはならず、丸谷才一の
難行苦行の産物だということ。

夕刊フジのコラムと言えば、筒井康孝の「狂気の沙汰も金次第」
というのもあった。
これも毎日書き続けることの大変さをもじったものだが、
本職でも毎日書くということは大変なのだから、
ましてや素人が毎日ブログに書くなんてことはほんと大変だな。
地区の役員の会合も嫌になる程しょっちゅうあるし...


同じカテゴリー(読書)の記事画像
イチゴ天国
馬に嫁
夏目の妻
風は吹かない
雑誌とは、はかない読み物ですね
ペリー来航
同じカテゴリー(読書)の記事
 イチゴ天国 (2017-05-15 14:24)
 馬に嫁 (2017-04-13 11:17)
 夏目の妻 (2016-10-18 16:38)
 風は吹かない (2016-10-14 07:39)
 雑誌とは、はかない読み物ですね (2016-07-20 16:51)
 ペリー来航 (2016-07-15 10:12)

2011年07月11日 Posted byigoten at 07:43 │Comments(2)読書

この記事へのコメント
ある店のバイトで早番の人は外の黒板に毎日一言二言何かを書くという決まりがありました。新商品や天気、ペットなど基本的にルールはなかったのですが、毎日早番のわたしには早番で辛い時間でした。あげくに数ヵ月後、「マンネリしてる」「最近はこころがこもってない」まで言われる始末。その後遅番になったのですが(^_^;


毎日ブログを更新するのは自分向けの部分が大きく、みたければドウゾ的なので続いてますが。。。これが「かならず毎日」となると辛いですね、きっと。
Posted by ちゃる at 2011年07月11日 17:56
ちゃる さん
 毎日黒板に一言書くのは辛いですね。
 間違いなくマンネリ化します。
 しかも何かを良くする言葉や、何かを励ます言葉を
 書かなければいけないでしょうから、これは難しい。
 「ちくしょう、なるようになれ」なんて書けない、
 こう書きたいことの方が多いのに。
Posted by igoten at 2011年07月11日 22:31
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。