論語絵本(2)

論語絵本 訳と絵 森華
絵を楽しみながら、論語をさらりと楽しめる本である。
1500円と、ちょっと高価な本だが、読書に疲れた時に
ちょっと読むには良いかな。
(図書館から借りて来てます。)
朝(あしたに)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
(朝聞道、夕死可矣)
私はこの言葉を、
”真理を見つけることが出来たら、その時点で死んでもいい”
と解釈していたのだが、最近読んだ本には、
孔子は晩年自分が生涯を賭して、良い政治を諸侯に説いて回ったが、
世の中の政治は自分が目指していた者とは程遠い物であった。
そこで老いた孔子は、
”朝天下に道が行われているということを聞けたら、
夕方には死んでもいい”
(よい政治が行われていると知ったら、死んでもいい)
と嘆いたという。
これは全く違う解釈だが、良く考えてみると後の方の解釈も味わい深い。
理想は遠く、孔子も人間であり、やはり挫折もあるのだ。