そんなもんなんだ
休みの日、雪が無ければ庭木の剪定なんか
するのだが、雪がしっかりガードしていて、木に近づけない。
そこで日がな一日、日向ぼっこしながらコーヒーを片手に
本を読んでいると、つがいのメジロがやって来た。
ヒヨドリなんかは人の影を見ただけであわてふためいて
どこかに飛んで行ってしまうのだが、この玩具みたいな
鳥は結構図太くて、私がちょっと近づいても逃げない。
むしろカメラを持っている私の方が慌てる始末なのである。
しかし世の中はなかなかうまくはいかない。
こういう時に限って、カメラの電池が無いのである。
すぐそばにメジロがいて絶好のシャッターチャンスなのに、
無残にもシャッターが下りない。
ダメもとでカメラから電池を抜き取り、ハーハー息をかけたり、
手の中で握ったりして、電池を温め、ようやく2枚の撮影に
成功した。
電池さえあればなぁ。
まあ人生なんてこんなもんなんだな、と思いながら、
冷めたコーヒーを飲む。
暑いくらいの冬の日光を浴びながら。