Windows Update という名の恐怖(1)
昨日まで全く問題なく使用していたPCが突然使えなくなるという
恐怖を経験した人は少なくないだろう。
「機械はいつかはこわれる」というのは、森羅万象を貫く真理であり、
なんびとともこれを否定することは出来ない。
マーフィーの法則に
「機械の故障は、もっとも悪いタイミングで発生する。」
ジョンソンの法則
というのがある。
この代表格が、福島原発事故であろう。
さて話をPCにもどす。
いつの頃からだろうか、Windowsに自動更新というモードが出来た。
PCの自動更新のモードをONにしておくと、PCが勝手にネットから
更新ファイルをダウンロードして、Windowsのファイルを書き換えると
いうものだ。
Windows上でセキュリティに問題がある個所が見つかった場合、その修正
ソフトを自動的に書き換えて、よりセキュリティを向上させようとするもので、
このコンセプト自体には何の問題も無い。
しかし世の常として理想と現実、コンセプトと実行の間に時として不整合が
生ずる場合があるのだ。
つまり、Windows Updateをしたために、昨日まで、いや、さっきまで正常に
動作していたプログラムが突然ウンともスンともいわなくなる。
まあこのような場合の為に、Windowsには「更新プログラムのアンイシイストール」と
いう機能がある。
「コントロールパネル -> プログラム -> プログラムと機能 -> インストールされた更新プログラム」
とたどると、自動で更新されたプログラムが表示されるので、そこでそのプログラムの
更新日時を調べ、不具合が発生し始めた頃の更新プログラムを「アンインストール」
すれば、PCは前の状態に戻るのである。
しかしこうしてPCが元の状態に戻っても、「Windowsに自動更新」モードをONにして
いれば、再び自動でWindowsが更新され、その結果再び不具合が発生することになる。
実はこの自動更新はモードをOFFにすることが出来る。
「コント―ロール パネル -> システムとセキュリティ -> Windows Update ->設定の変更
で「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」というモードを、どれか
他のモードに切り替えればいいのである。
こうするとWindowsは最低でも、プログラム更新をするかしないか更新の有無を
使用者に問いかけてくれるので、使用者はここでやっと奪われた自主性を取り戻す
ことが出来るのである。
しかし世の中はそんなに甘くない、Windowsはその奪われた
自主性を回復せんがため、
「あなたのPCは危険にさらされている」などとの恫喝を、右下のバルーンに時々
表示するのだ。
そしてあなたは 「Windows Update という名の恐怖」におびえる日々を
迎えることになる。