VW high up! 試乗レポート(7)



up!に関してエンジンの振動と音の大小は、意見が分かれる。
つまりどの車を比較対象にするかで評価は大きく異なるのである。
また振動や音の種類でも好き嫌いは分かれる。

私が感じた範囲だと3気筒のエンジンにしては振動は少ないし、
音も不快なものでは無い。
さぞかし静かなエンジンが積まれているのだろうと、ボンネットを
開けて、エンジンカバーに触って驚いた。
かなり激しく振動している。
振動の波を吸収する技術でエンジンの振動を運転席に伝えない設計が
されているのだ。
最近は耐震装置などに使用される、振動のエネルギーを吸収するゴムなどが有り、
これを使うとエンジンの振動をボディーに伝えにくく出来る。
この辺の設計がきちんとされているのだろう。

この車と軽自動車と根本的に違うところは、100km位までスピードを上げても、
エンジン音や振動が増えない点にある。
むしろ80km~100km位の所で一番心地良い振動になるような思える。
この辺がドイツ車なのだ。

ドイツのアウトバーンは制限速度が無いところもあるが、そんなところでも
殆どの人は80km~100kmで走行している。
従ってこのスピードの付近で最も安定して走ることが出来る様にドイツ車は
設計される。
up!スピードメーターのメモリは200kmまであるが、まさか200kmで運転する人は
いないだろう。

  

2016年03月15日 Posted by igoten at 13:38Comments(2)