キジバト飼育日記 13


    

さて、チーヤンの話はまだ続くのである。

チーヤンが我が家に来たのが9月の13日、10月の1日に私は
少し大きめの鳥の巣箱を作った。
そしてこれにチーヤンを入れ、ベランダのテーブルの上に置いた。
巣箱の扉は10月の中ごろまでは閉じられていたが、チーヤンが
十分飛べるようになったので昼間は解放することにした。

夜閉めるのは猫除けである。
我が家の田んぼを隔てた向かいの家はなんと5匹も猫を
飼っていて、その猫が時々我が家に巡回に来るのだ。
そこで巣箱は少し頑丈に作られており、猫が入れない構造になっている。

11月の中ごろには首の所にキジバトの特徴でもある縞模様が
はっきりと表れそれとほぼ同時に、今まではチーチーとしか鳴かなかった
チーヤンがいきなりホーホーと鳴くようになった。

このホーホーと鳴き声は不思議な声で、この声が一体何処から聞こえて
来るか特定するのは難しいのだが、近くにチーヤンが居ることだけは
分かった。

夕方私が会社から帰って来ると、チーヤンはそれをどこかで見ていて、
バタバタと何処からかやって来る。
そして私はチーヤンに餌をやって巣の中に入れるのである。

冬になって4時頃暗くなると、チーヤンは私が帰らなくても戻って来るので、
母はチーヤンを廊下に入れて餌を与えている。
暗くなるとチーヤンは廊下の指定場所に止まって静かに私の帰りを
待っている。

私が家に帰って部屋の戸を開けると、チーヤンはバタバタ飛んで来て私の
部屋に入ってくる。
部屋にもチーヤンの止まり木が置いてあるのでしばらくそれに止まっているが、
やがていたずらが始まり、私のPCの上に飛び乗ったり、キーボードの上を
歩いたりして、書きかけのブログを台無しにしたりする。

チーヤンが部屋の中で遊ぶのは1時間が限度で、それ以上長くなると
飽きてきてバタバタと部屋の中を飛び回ることになる。
これはちょっと衛生上問題が有るので、私はチーヤンが飛び回る前に、
部屋を暗くしてチーヤンを捕まえ、巣に連行することにしている。

しかしキジバトがこんなにも人に慣れ、そしていたずら好きであるということは
私にとっては驚きである。
このような生活もいずれ春になれば変わるのであろうと私は思っている。

母はこのように言っている。
「チーヤンを飼って面白かった。
チーヤンはもう十分借りを返したので、いつ飛んで行ってしまっても
しょうがない。」

そして私もそう思っているのである。

  

2011年02月02日 Posted by igoten at 07:40Comments(2)キジバトの飼育