ヒトラー~最期の12日間~

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ブルーノ・ガンツ
1945年4月20日、ベルリン。ヒトラーは56歳の誕生日を地下要塞で迎えた。
ソ連軍の猛攻により、戦況は日毎に悪化。極限状態の中、彼はある重大な「決断」をするに至る。
……全てを目撃した秘書が今明かす、衝撃の真実。
この映画は凄い。
静かな紳士的な素顔の中に、途方も無い狂気が潜んでいる。
そんなヒットラーを主演のブルース・ガンツが迫真の演技で演じている。
150分と言う長い映画であるが、トイレに行っている暇など無い。
惜しむらくはゲッベルス役が少し薄っぺらい。
ゲッベルスは「プロパガンダの天才」と言われるほどその語り口は
人を引き付けたと言われる。
ヒットラー以上の狂気の天才である。
ヒットラーは愛人エバ・ブラウンとともに拳銃自殺したが、
ゲッベルスは6人の子供を毒殺して妻とともに拳銃自殺した。
ゲッベルスの子供たちがwikiにUPされている。
映画ではこの子供たちはゲッベルスの妻に青酸カリで毒殺される。

この映画には殆ど救いというものが無いので見られる方は覚悟が必要。
いま、イスラエルの兵士がこんなTシャツを着ていると言う。
1 SHOT 2 KILLS
(妊婦を1人撃ち殺すと2人殺せる。)

狂気とは何だ。
2009年05月03日 Posted by igoten at 23:07 │Comments(0) │映画
父の詫び状

向田 邦子(著)
度鳴る父、威張る父、殴る父、そして陰ではやさしい心遣いをする父、
誰でも思い当たる父親のいる情景を爽やかなユーモアを交えて描き、
名人真打ちと絶賛された著者の第一エッセイ集 解説・沢木 (amazonより)
連休の2、3日前に連休中に読む本をeBookOffに注文しておいた。
連休初日の夕方注文しておいた本が送られてきた。
早速小包を開いてみると、なんとしたことか向井田邦子の
「父の詫び状」を2冊注文してしまったことに気が付いた、
後の祭りである。
ほかの本も数冊注文したけれど、そちらは全て一冊ずつで胸を撫で下ろした。
「注文する時に同じ本が2冊あればワーニングを出すなんてことは簡単に出来るだろ。」
私は自分のミスは棚に上げてネットの注文ソフトを呪った。
この本定価は495円で中古の価格は250円であった。
「まあ良い本なら2冊あっても良いか」と思いながら読み始めた。
この本は全部で24のエッセイが収録されている。
最初がこの表題の「父の詫び状」である。
こんな出だしである。
つい先だっての夜更けに伊勢海老一匹の到来物があった。
ひと仕事終えて風呂に入り、たまには人並みの時間に
床にはいろうかなと考えながら、思い切り悪く夕刊を
ひろげた時チャイムが鳴って、友人からの使いが、
いま伊豆から車で参りましたと竹篭に入った
伊勢海老を玄関の三和土(たたき)に置いたのである。
だめだと思った、情景が頭の中に浮かんでこない、
なんとなく文章が練れていない感じがする。
読んでみたが案の定面白くなかった、我慢して2話目も
読んだがこれもいまいちであったので読むのを止めてしまった。
2冊の本どうしようか。
[追記]
この後読み直した記事があります。