癒す心、治る力

癒す心、治る力
アンドルー ワイル (著)
「BOOK」データベースより
人には自ら治る力がそなわっている。その治癒力を活性化させることで、 絶望的な病から奇跡的に生還した人は少なくない。現代医学から、自然生薬、 シャーマニズムまで、人が治るメカニズムを究めたワイル博士が、 自らの臨床体験をもとに、実際の治癒例と処方を具体的にわかりやすく記し世界的ベストセラーとなった医学の革命書。


健康フリークでこの本と著者を知らない人はいないであろう。
ワイル博士の講演には何万もの人が集まり、彼の姿を見ただけで
病気が癒えてしまう人が居るというほどのカリスマ的存在である。
しかも彼は薬用植物の世界的権威なのである。

彼の考え方の根本は『ひとには自然の治癒力が備わっている』ということである。
ではなぜ病気にかかるかとう疑問に対して次のように応えている。
『治癒系はつねに存在し、いつも作動しているが。
心身のバランスが失われると、治癒系は必ずバランスを回復するための
準備にかかる。しかし、ときにその回復能力が、必要とされる仕事量に
追いつかないことがある。』

重要なのは身心のバランスである。

そして彼は5つの重要項目をあげる。
●からだは健康になりたがっている。
●治癒は自然の力である。
●からだはひとつの全体であり、すべての部分はひとつにつながっている。
●こころとからだは分離できない。
●治療家の信念が患者の治癒力に大きく影響する。
治癒力を高めることが健康を維持しまた病気から脱出する最も効果的な
方法であると彼は説く。
そしてこれは『悪いところは切り取ってしまえ』という西洋医学とは
一線を画す考え方なのである。

彼は治癒力を高める食べ物として、にんにく、ブロッコリー、オリーブオイル
をあげ、次のような料理法まで紹介している。
『大型のブロッコリー一房を用意し、太い茎の固い下部だけを切り落とす。 太い茎の残りは繊維層の下まで皮をむき、ざくざくとたべやすい大きさに切る。 ブロッコリーの頭の部分も食べやすい大きさに切り、固い茎は軽く皮をむいておく。 水洗いしてから、1/4カップの水を入れた鍋にいれ、一番搾りのオリーブ油大さじ 一杯、塩少々、刻みニンニク4,5片を加える。蓋をして煮立たせ、ブロッコリー の緑色が鮮やかさをまして、固めの歯ざわりになったところで蓋をとる。 5分はかからない。そのまま残り湯を蒸発させ、すぐに食卓に出す。』
これはイタリア人がよく作る、ズッキーニの料理方法だな。
重要なのはにんにくをたくさん使うところと『一番搾りのオリーブ油』すなわち
『エクストラバージンオイル』を使うところである。
このくらいなら私にも出来そうであるが、まずはブロッコリーとカリフラワーの
違いから調べなくては・・・

このほか小麦のふすまも植物繊維で体に良いと書いてあったので、
近くのスーパーでふすま入りのシリアルを買ってきて、朝食としてミルクを
かけて食べてみたが、まずくて3日と続かなかった。
よく考えてみたら私は冷たい牛乳が苦手なのだ、かといって暖かい牛乳をシリアルに
かけると、シリアルがぐなぐにゃになってなんだか猫のゲロのような・・・
健康になるためには忍耐と努力が重要なのだ。

私は呼吸法が健康維持に重要な役割を持っていると考えており、いろいろと
本などを読んで調べているのだが、これに関しては次の記述がある。
『就寝前や起床時に実行したい呼吸法なので、このトレーニングは仰向けに 寝ながら行うといい。目を閉じて、両腕はからだの脇に。呼吸を変えようと せずにただ呼吸に集中する。そして、息を吸うたびに「宇宙がわたしのなかに息を 吹き込んでいる」とイメージし、 息を吐くたびに「宇宙が私から息を吸い込んでいる」とイメージする。 自分を「宇宙に呼吸される者」として受け身にイメージするのだ。 宇宙が息を吹き込むたび、その息がからだ全体に、指やつま先にまで浸透していくのを 感じ、味わう。その意識状態のままで10回、吸気と吸気をくり返す。』
なるほどこれは自律神経の訓練にはよさそうである。
ただしこのトレーニングが終わった後、腕を曲げて握りこぶしを強く握って、
「エイ!」と腕を伸ばしながら手を広げてて覚醒する動作を2~3回位やった方が
よさそうである。
そのほかにこの本は盛りだくさんで、健康に自信のない方は、ぜひ座右に
一冊ほしい本である。
この本を置いておくだけで何か健康になれそうな・・・、それはないか。
  

2009年05月21日 Posted by igoten at 07:40Comments(2)読書