高転び

(インコはギャーギャー調子に乗って騒ぎまわっているうちに、
なにかの拍子で水を入れた入れ物にザブント落ちることが有る。
結構調子者のあわて者なのだ。)
人はその絶頂期でこけることが有る。
それを”高転び”と言う。
会社なんかでも、バリバリ仕事をして、誰からも一目置かれている
ような人物が、ある日突然会社を辞めたりする。
後で事情を知る人に聞くと、仕事上のことで会社のトップと
ぶつかったという。
歴史上の人物でも、織田信長は天下平定を目前にして、
本能寺の変で殺されてしまう。
ナポレオンもヒットラーもカエサルも、こんな例を挙げ始めると
きりがないだろう。
中国の高速鉄道は、殆どが日本や欧米から技術供与を受けて
建設されたものであるが、中国は既に技術供与された内容を上回る
独自技術を開発したとして、各国に特許を申請すると発表した。
そしてその直後、1か月もしないうちに大事故を起こしてしまった。
中国の高速鉄道の規模が日本や欧米を上回った時、錯覚とおごりが
生じたのであろう。
日本の電力会社も法律の保護の中で、絶対に赤字になることは無い、
とたかをくくっていたが、地震という陥穽の中にすっぽりとはまって
しまった。
まあ私のように日頃会社で色々なトラブルに巻き込まれ、
ヒイヒイ言いながらその日を暮している人間は、高転びとは
無縁で有るが、それも又少し寂しい。
会社から帰ったらメダカに餌でもやって、畑の草でも取るか。(笑)