盆火



私の地区では、8月13日の迎え盆と、8月16日の送り盆の
夕方に、藁で作った灯篭(とうろう)を川に流す。
これは盆火と呼ばれていて、100年以上続いた、
子供たちの行事である。

最近は少子化の影響と、”火は危ない”という親の意見が
あり、冬に行われる”さんくろう”とともに、大人たちによる
保存会が立ち上がり、保存会が子供たちに教える形で
この行事が行われる。

夏の夕べ川の周りには涼しい川風が吹いている。
藁にともった柔らかな火が、ほの暗い川面をぼーと照らしながら
流れていく風情は、昔の人も感じたであろう時代を超えた、
安らぎの一瞬である。

  

2011年08月17日 Posted by igoten at 07:36Comments(0)その他