論語絵本

速やかなるを欲するなかれ。
小利を見るなかれ。
速やかなるを欲すれば達せず。
小利をみれば大事ならず。
サンヨー電気が家電部門を中国に売却したり、
日立がテレビの製造を中止したり、日本から段々産業が無くなっていく。
円高が進行したと言って、小手先で為替介入をしたりする。
こんなのは何の効果も無い、ちょっと一時円が売られるだけだ。
日本政府は円高を逆手に取って、海外の有望な企業や資産を、
なぜ買い占めないんだろう。
中国はどんどん買い占めているのに。
安い物を求め、いかに安い賃金で人を雇うか、それを企業はちまなこで
それを求めている。
政府は若い者に職が無いにもかかわらず、年金を払いたくない一心で定年を
繰り上げようとしている。
速やかなるを欲しいて、小利を得ようとしている。
小利をみれば大事はならないのだ。
2011年08月05日 Posted by igoten at 08:11 │Comments(2) │読書
夢判断

まだ夢で心理療法をする人は居るんですね。
学生時代、フロイトの『精神分析入門』を読んだ時の衝撃は凄かった。
なにか常識的な物が頭の中でガラガラと崩れ落ちる気がした。
ちょうど英語の授業のテキストにエイリッヒ・フロムの『自由からの逃走』と
言う本を使っていたので、この本も日本語訳を夢中で読んだ覚えが有る。
エイリッヒ・フロムはフロイド左派と呼ばれる精神分析学の一派で、
ナチスを代表とするファシズムの心理的な起源を発表している。
『心に有る癒す力治る力』の作者河合隼雄は分析心理学(ユング心理学)を
日本に紹介した学者として知られている。
村上春樹に『村上春樹、河合隼雄に会いにいく 』と言う著作が有る、これは
対談集で有るが”地下鉄サリン事件”なんかに関して語られており、村上春樹の
作品の心理的なバックグラウンドが出てきたりして面白い。
『心に有る癒す力治る力』は幾人かの心理カウンセラーとの対談集形式に
なっているが専門用語などは全く出て来ず、軽く読みやすい本になっている。
ただそれだけにちょっと物足りない感じがしないでもない。
一応外見は普通にしていないと、この世の中に生きていけないからね。
普通の人になるというのは大変さびしいことなんですよ。
だから僕は、心理療法というのは、普通の人にするのは
目的ではないと思っているんです。
河合隼雄
草間弥生さんは統合失調症で自分の見た幻想をそのまま絵にするという。
やはり自分の見ている幻想を書くにしても描写力は必要ななんだろうね。