犬と野イチゴ
もし地上から全ての犬と猫が消えてしまったら、
人の生活はどんなにか味気ないものになってしまうだろう。
私の会社の同僚で、犬など絶対に飼わないと日頃から
公言している者が居た。
ある時会社の横の空き地に、ダンボール箱に入れた
子犬の捨て犬があった。
そして誰かがその子犬を会社に持ち込んで、
飼い主を募集した。
やがてくだんの、絶対犬など飼わないと主張した
同僚が来て、ちょっと犬を抱き上げてみて
何も言わずそのまま家につれて帰ってしまった。
もう抱き上げた時に勝負は決まっていた。
子犬の勝ちである。
あの握りこぶし2つ位の大きさの子犬を抱き上げて、
その目を見た後、その誘惑を振る切れる人が居たら、
その人は相当に意思の強い人であるが、
多分その人の人生は退屈なものだろうと思う。
さて我が家の愛犬コタは2度の飯より散歩が
好きである。
休みの日は必ずといって良いほど私が、
梓川の川辺を散歩に連れて行く。
鳥が鳴いていて、自然が有って、今は野イチゴがなっている。
いろんな国に行ったけれど、結局私はここが一番
好きである。
この前中年の夫婦がその野イチゴ取っていたけど
あの野イチゴは食べない方がいいな、
時々コタがマーキングしてるから。

すばらしい自然の中を颯爽と歩くコタと僕。。。
あれ!なにしてるの。
コタは友達だから、散歩のときに僕の足におしっこをかけたことは 忘れてあげる。
最近村上春樹のエッセイにハマっている、あれを読むと、
何か水彩画のようなものを書きたくなる。