ツバメ白書

上の写真のちょっと生意気そうな顔で安曇野の空を飛びまわっている鳥が 我が家に同居することになった「ねじまきツバメ・ジー」である。

「え!なに 村上春樹に『ねじまき鳥クロニクル』があるって」 そうです、このツバメはその鳥の遠い親類に当たるのです。

なぜ「ねじまきツバメ・ジー」と呼ぶのかと言うと、このツバメはピーピーピーと 鳴いた後必ず最後に「ジー」と言う音を発します。
この音が丁度時計のねじを巻くような音なのです。
と言っても今の人たちは時計のねじを巻く音など知らないか。
最後にジーと言うあたりは誠に信州に適した鳥ではないか。

このツバメはゴールデンウィークの初日に突然夫婦でやって来て、我が家に 住まうことになったのです。
我が家は私が物心つく頃から猫と言うものを絶やした事が無かったのだが、 一年前に飼い猫のねろが死んでしまって、その喪が明ける頃を見計らって 彼等はやって来たのだ。

実はこの夫婦が目を付けた我が家の建物は1年前に古いお風呂を壊して新築したばかりで、 我が家ではこの一角だけが真新しい建物なのだ。
しかもここはポーチとなっていて、夏の間私が食事をしたり本を読んだりするスペースに なっている。
更にここは洗濯物も干せるようになっていて、ツバメの巣の場所としてははなはだ都合が 悪いのだ。

そこで私は鳥よけのネットを張っ巣が作れないようにしたのだが、そんなことにへこたれる 夫婦ではない、夜になると何処からともなく現れ、ちょっとした出っ張りたドアの上などに 止まって寝ているのである。

とうとうう最後には私も根負けして建物の一角に板を張り付けてツバメ夫妻が止まれる 様にしたのだが、彼らはそこが気に入って巣を作り始めてしまったのだ。

もうこうなるとどうにも仕方がない、やりたいようにやらせるしかない、壁や柱は彼らのフンで既に 汚れ始めているのだが。

そんな訳で連休中私はしばしば彼ら行動を観察していたのだが、とても不可解な行動が多い、 そこで色々な疑問を「ツバメ白書」なるものに書き付けてみようと思っているのである。
もちろんブログであるが、さてどうなる事やら。
  

2010年05月11日 Posted by igoten at 07:00Comments(4)ツバメ