心に残る7匹の猫

この本の作者、ジョー・クーデアはアメリカの女性作家である。
この本は彼女がアメリカの田舎町で7匹の猫と暮らしたその
思い出を書いたものである。
まあ動物と言うものはみんなそうなんだけど、特に猫と言うのは
非常に個性的な性格を持つ動物である。
なぜそうなのかと言うと猫の性格はその生い立ちに左右され
やすいからと言うしかない。
この作者はとても明快に猫の性格を分析してみせる。
そして彼女は猫を擬人化して猫とではなくまるで人間と
暮らしているかのように記述する。
この本を読んでいくと、いくらなんでもそれは無理じゃないのと
思えるような猫の擬人化による性格判断が出て来るのだが、
そう思いながら読んでるうちにいつの間にか納得している
自分に気が付く。
猫好きの人が書いた文と言うのは、猫が人間に書いている人が
猫になったような文になることが多い、人間にとって不可解な
猫の行動を少しでも理解しようと努力しようとすればするほど、
自分が猫に、猫が人間になっていくのである。