清秋清水


一週間前は蝉がうるさいほど鳴いていた梓川の川辺も
今日は静寂に包まれていた。



梓水(しすい)はあくまでも清く透明。
この時期、川の中をよく観ると、1cm程の
小さな魚が群をなして泳いでいる。
めだかの様に見えるのだが、ウグイの稚魚である。
この稚魚は春先になると5cm位になり川を下る。



水辺の石に腰を掛けて目をつぶっていると、
水の流れる音が心地よく頭の中に満ちてくる。

ゆっくり息をしながらこの音に集中する。
石の間から落ちた水が下の水の中で
小さな気泡を作り、それがはじける、
そんな淡く繊細な音のイメージが湧いてくる。
風が優しく肌を撫ぜて行く、究極の癒しである。

この音を思いっきりマイクを近づけて録音して
夜枕元で流すと、よく眠れるなと不眠症の私は
思うのである。



しばらく目を閉じて気持ちをリラックスさせていたが、
散歩に連れてきた迷犬コタがあくびをし始めたので
立ち上げって歩き出した。

  

2009年09月20日 Posted by igoten at 07:28Comments(4)その他

ウップス

欧米人と比べて日本人の決定的に劣るのがユーモアの
センスである。
特にアメリカ人のユーモアに対する感覚はずば抜けている、
イギリス人のジョークは刺が有って私は苦手である

アメリカ人の場合、たとえば不況で会社の首切りにあい、
それを宣告された時に、「ウップス!」と言って何か
ジョークを飛ばすなどという離れ業を平気でやってのけ
輩(やから)まで居る。
こうなるともうセンスというより才能である。

こういったユーモアのセンスは、親から子へ、教師から
生徒に日常的に受け継がれているのである。

ジョークと言うと何か少し余裕がある時に言うように
思われるが、土壇場の時に一発飛ばすのが本当の
ジョークである。
(ジョークの場合飛ばすというより『かます』という言葉が
正式であるが、少々下品なのでここでは『飛ばす』を使う)

たとえば医者から癌を宣告された時とか。。。。
土壇場のジョークは交感神経の興奮を抑え、副交感神経の
活動を活発にすると同時に、大量に発生しようとする
アドレナリンの分泌を。。。。。まあそれはともかくとして、
小学生が教室でおしっこを漏らした時に、肩をすくめて
一発ジョークを飛ばせるようになったら、ずいぶんと
学校生活は変わるだろうと思うのだけれど。

簡単なユーモアのテスト、何がおかしいのだろうか?

ただしこの問題少々欠陥があるのだが、そこまで指摘出来れば
もう満点なのだが、かなり難しいかも。



上のナイフは通常の「スイスアーミー」のナイフで
色々な道具が付いているが、下のロシアのナイフは
ビールの栓抜きとワイン抜きが多数付いているだけで
有り、ロシア兵がいかに酒飲みか風刺している。face03

ただ良く考えてみると、ロシア兵はワインなんか飲まない。
ワインなんか飲んでも彼らは酔わないのである。
彼らが飲むのはウオッカのみで、ウオッカのビンのふたは
回すやつなので栓抜きはいらない。face04

じゃあこれはフランス兵用かと言うと、フランス兵はビールなんか
飲まない、彼らが飲むのはワインとブランデーだけだ。
まあ深く考えるのは止めよう。

  

2009年09月19日 Posted by igoten at 07:28Comments(7)その他

大衆迎合



本日の毎★新聞の一面の写真である。

3大新聞の一面の写真がこれである。

鳩山内閣の支持率は77%歴代第2位の支持率である。
国民に優しいマニフェストで小泉政権以来の
高支持率である。
しかし財源はどこから持ってくるんだろうね。
「これだけサラ金に借金があるんだから、もう少し
位借りても大勢に影響ないから、今日は皆で
ステーキでも食いに行こう。」

こういうお父さんは家族には人気があるのかな。

地価の下落が止まらない。

失業率の増加が止まらない。

円高が止まらない。

もう国も、会社も、国民もメルトダウン寸前。

しかし大新聞の一面の写真がこれとはね。

「新聞変ようかな。」と言ったら、
「また変えるの。」と女房が言った。






[追伸]
やったぜ日本! 祝 成功!


 HTVは11日未明、新開発の国産大型ロケット
「H2B」1号機に搭載され、種子島宇宙センター
(鹿児島県)から打ち上げられた。
ISSを追いかけるように地球の周りを飛び、
17日、ISSのそばに到達した。

HTVは衣類、食料、ISS用の観測機器など
4.5トンを積載している。ISSに運び込まれた後、
11月初旬にISS内の廃棄物などを積んで

大気圏に再突入し、燃え尽きる。

散り際も美しい!
『さくら』って名前にしてほしかったな、平凡だけど。
  

2009年09月18日 Posted by igoten at 07:38Comments(8)

ネコたちのレクイエム1



眼を閉じて思いかえすと子供の頃からいつも
ネコが傍にいた。

中学生のころだろうか、雨の降る冷たい夜、
びしょ濡れになったネコが寝ていた私の蒲団の
中に突然入ってきて、ごろごろ言いながら
私のお腹のあたりで丸くなっている、
その冷たくて暖かい感覚を今でも思い出す。

昔はどの家にもストーブなど無かった。
せまい掘り炬燵に家族5人が集まりひしめくように
夕食をとっている、そんな中でもネコはネコで
ちゃんと自分の居場所があり、時々炬燵の中から
這い出してきて、自分の分け前を要求する。

家族全員が外出して夜帰って来て玄関の戸を
開けようとすると、どこからかネコがやってきて、
母の足にまとわりついて鳴いている。
そんな時は母は先ずネコにたっぷりの夕食を
やってから家族の食事の用意にとりかかった。

いったい何匹の猫が私の前を通り過ぎたのだろう。
黄昏の中に消えていったネコたち、これはその
ネコたちのレクイエム(鎮魂歌)である。


ネコたちのレクイエム
夕飯の時母が「野良猫が物置の隅で子供を産んだ様なの。」
と言った。
当時母は74歳位であった。
私は黙って聞いていたが内心弱ったことになったと思った。
我が家の近くでは最近野良猫が急に増えて、
家の中の食べ物を取られるなどのの被害が出ていた。

次の土曜日私は母が言っていた物置小屋の隅を覗いてみた。
我が家の東側にある物置小屋と隣の家の境に30cm位の
空間が有り、長い洞穴の様になっており、猫はその中に
居ると言う。
しばらく私は子猫が居ると言う、その隅の暗がりを
覗いていたが何もみえなかった。

そして「何も居ないじゃないの」と言ってその場を離れた。
事実小屋の隅は薄暗くてはっきりとは見えないのだが、
生き物など何も居ないように思われた。
しかしである、私が小屋から少し離れて小屋の隅を
見るともなしに見ると、小さな子猫らしいものが2~3匹
ちょろちょろと穴の中から出たり入ったりしているではないか。

「あれー!」と私は言って、再び小屋に戻ってその
隅の中を覗いてみた。
しかしいくら目を凝らして見ても猫らしいものは
全く見えなかった。
「おかしいな」と言って、私は近くに有った竹の棒で
小屋の隅の真ん中辺りを突っついて見たけれど
子猫らしいものは出てこなかった。

続く。。。
(「ネコたちのレクイエム」は私のホームページに書き込んだ
ものを少し書き直してUPしています。)
  

2009年09月17日 Posted by igoten at 07:05Comments(0)ネコたちのレクイエム

知りたくない



その昔中国は宋の時代に、呂蒙正(りょもうせい)
という宰相がいた。
ある時呂蒙正が朝廷の入って来た時、簾(みす)の
蔭から呂蒙正を指さして、「こんなつまらない男が
参政とはね」と悪口を言った男がいた。

呂蒙正は知らぬ顔で通り過ぎたが、周りの者が
勇んで、けしからん、悪口を言った男を調べてやる、
と息巻いた。

呂蒙正はそれを止めて、「なまじ知らない方がいい、
人を問い詰めなかったからと言って、こちらが損を
するわけではない。」と言った。

この話はたちまちのうちに広がり、呂蒙正の器量の
大きさが知られる様になった。

『知る無きに如(し)かず』
(かえって知らない方が良い)

この言葉が、自分と他人と組織とを
生かしたのである。

怒る時は自覚して怒るのだ、我を忘れて怒って
はいけない。

「中国古典の言行録」 宮城谷昌光 著

  

2009年09月16日 Posted by igoten at 07:12Comments(6)読書

ケセラセラ



我が家の庭の木に、鳥の巣箱が1つ掛けてある。
東京に住んでいる知人が、鳥の巣箱を作ることが
趣味で、私に一つ作ってくれたのだ。
もう掛けてから3年になるが一向に鳥の
入る気配は無い。

ところが今日ふと見ると何かが巣箱からこちらを
見ている。
さてはようやく鳥さんがお入りになったのかと、
お客さんを驚かさないようにそっと見てみると、
なんと入っていたのはカエルさんであった。

まあどうせ空き家だからいいんだけど、
まさかこの巣箱をくれた知人も、その中に
カエルが入るとは思ってもみなかっただろうに。

世の中なんてみんなそんなもんさ、明日は何が
起きるかなんてことは誰にもわからないし、
何事も予定どうりにはいかんのだって。
そうカエル君が言っている。
ケセラセラだって、明日のことなんかみんな
ケセラセラだって。
  

2009年09月15日 Posted by igoten at 07:27Comments(5)その他

水清し

もうすっかり秋ですね。
梓川の水辺の雑木が赤く紅葉して美しい。
水はあくまでも澄く、泳いでいる魚さえ透き通って
見えそうな錯覚に陥る。


我が家の迷犬コタは何を思ったか、そろそろストーブ
でも引っ張り出そうかと思っている私を尻目に、
果敢にもこの水の中に飛び込んで行った。

仕方無しに私も靴とズボンをはいたまま、
ジャブジャブと水の中に入って行った。
まだ水はそれほど冷たくは無く、水の中を
散々歩き回った。
遠い子供の頃を思い出して久しぶりに面白かった。

コタはこの夏2つの技を覚えた。
一つ目は流れに逆らって泳ぐこと。
二つ目は水に潜ること。
二つとも水の中から出ている枯れた木を
取ろうとした結果である。

水に潜ったのは一瞬であるが、訓練しだいでは
水の中の物を拾えるかも知れない。
来年の課題にしよう。


夏の間涼しい日陰を提供してくれた木陰も心なしか
寂しい感じがする。


午後は庭のテーブルで、図書館から借りてきた、
ジョン・スタインベックの『チャリーとの旅』を読んだ。
あの『エデンの東』の作者のジョン・スタインベックが
老犬チャリーを連れてキャンピングカーでアメリカ国内を
旅する旅行記である。

  

2009年09月14日 Posted by igoten at 07:19Comments(5)その他

プロヴァンスの風景

『南仏プロバンスの風景』
ピーター・メイル著
マーガレット・ロクストン絵


これは多分一家の主人が木に登ってオリーブを取って
いるところで、押さえている人は奥さんであろう。
木にネコが登っていて、取ったオリーブを放し飼いの
鶏が食べている。
子供もいるし、近所のおじさんも見に来ている。

ここに出てくる人は痩せた人など一人も居ない、
皆美味しいものをたらふく食べて、ワインを飲んで
政府の農業政策を批判して、面白おかしく
暮らしているのだ。



ピーター・メイルはイギリス人であるがフランスの
プロヴァンスに引っ越してきてここで暮らしている。

このプロヴァンス地方はあのトリュフが有名で
トリュフに関しては日本のマツタケなど問題ない
ならない位の狂想曲が演じられるのだが
『南仏プロヴァンスの木陰から』という本は
それを面白おかしく書いている。

このトリュフェは犬が探すのだが、この犬に
関することもまことに面白い。
この地方は名うてのグルメ地方であり、
食べ物に関する記述も満載で、私はこの本を
風呂に持ち込んで、毎日毎日楽しみに、
少しずつ読んでいるのである。



『プロヴァンスで最も美しい海辺の村のカシスは、春の
日を浴びて外での昼食をするのに理想的な場所である。
目の前の海で取れる魚介類がたっぷり入った
ブイヤベース。
後ろの山から取れるブドウで醸されたワイン。
そして、おそらく、マルセイユ育ちのウエイター。
だから、本日のお勧め料理の口上は思いっきり
大袈裟だが、聞いていて楽しいこと請け合い
である。』



私はなぜかどこの国に行っても果物市場に行くのが
好きである。
果物市場に行くとなぜかほっとするのである。
果物には見るだけで癒しの効果があるような気がする。



フランス人はとても議論が好きな人種だ、特に
政治に関しては熱心に議論する。
言葉がわからなくても、彼らの身振り手振りの
議論を見ていると飽きることは無い。
  

2009年09月13日 Posted by igoten at 07:28Comments(2)読書

海辺のカフカ


海辺のカフカ
村上春樹

この本の書評を書こうとして思わずうなってしまった。
この物語は完全にSFである。
しかし物語の結末がかなりあいまいであり、何回読んでも
この曖昧さは解消されそうも無い。

つまり正直に申し上げて、どうもこの本は私には
あわないのである。

では私が村上春樹の作品が嫌いかというととんでもない。
村上春樹の「若い読者のための短編小説案内」という書評
を読んで、その中の小島信夫の「馬」という短編の書評に
ほれ込んで、もう何回読んだかわからない。
今も毎日鞄に入れて毎日持ち歩いている。

しかも小島信夫の「馬」に関しても、初めは図書館で借りた
のだけれど、返してしまったあともう一度どうしても
読みたくなり結局ネットで新品を買ってしまい、この
「馬」をもかれこれ5回は読み直した。
これは全て村上春樹の書評を確認するためであり、多分
この「若い読者のための短編小説案内」の中の「馬」に
関しては私の最も好きな書評であると思われる。

まだある、村上春樹の「遠い太鼓」というエッセイを
やはり図書館から借りてきて読んだのだが、あまりの
面白さに、本を図書館に返した後、あわてて買ってしまった。
この本は今も私のベットの枕元にあり、寝苦しい時の子守
歌代わりとなっている。

つまり私は村上春樹のエッセイに関しては大ファンであり、
長編小説に関しては、「ノルウェイの森」を含め私は
あまり好きではないのである。

この本のファンの方ごめんなさい。
  

2009年09月12日 Posted by igoten at 07:28Comments(5)読書

ブログチェッカ



毎日大量のブログをチェックする貴方。
更新されていないブログを何回も開くのは疲れますよね。
そんな貴方に。

『NBC』はナガログ専用のブログチェックプログラムです。
これを使用するとブログを表示することなく、ブログが更新された
か否かチェックが可能です。
(ただしブログにはアクセスしますのでログインしていて足跡が
付く設定なら足跡がつきます。)
表示しないということは画像ファイルを読み込まないため、
高速です。

このプログラムは
setup.lzhのダウンロード
でダウンロード出来ます。
上の『setup.lzhのダウンロード 』の上で右クリックして『対象をファイルに保存』
を押してください。

このソフトは圧縮ファイルで圧縮されて
います。
従って先ずダウンロードしたファイルを解凍しなくては
いけません。

圧縮ってなんだと言う人は
解凍プログラムと解凍方法
を読んで見てください。

まだ出来たてでバグがあるかもしれません。
追々直していくつもりです。

昼休みのナガブロが重い時は使用しない方がいいです。

どんなことが出来るかということに関しては、
ヘルプを見てください。
NBCヘルプ

インストールしてうまく動作したらCommentを貰えるとうれしいかも。
追伸
(注意)
2009年9月20日に新しいバージョンをアップロード
しています。
以前のものをダウンロードされた方は新しいバージョンを
再ダウンロードしてお使いください。
再設定はヘルプをご覧下さい。
  

2009年09月11日 Posted by igoten at 07:17Comments(5)その他